【Soracom CEO】日本発スタートアップ企業CEOの川本さんに1年ぶりのインタビュー!!人生編

元AmazonでAWSの日本での立ち上げに参加され、現在はIoTシステムを利用したビジネスに注力したSoracomでアメリカのCEOをされている川本さんへの1年ぶりのインタビューです!
今回は1年前にはあまり質問できなかった川本さんの人生観や生き方について詳しくお話をお聞きしました!日本発の企業でアメリカで企業を立ちあげる経験はここでしか聞けないものです!是非お見逃しなく

そして川本さん記事の最後には川本さんが登壇する特別イベントのお知らせがあります!!

1年前の記事はこちら

ソラコムの米国CEO川本雄人氏が語る、グローバル展開とシアトル(前編)

それではさっそくインタビューにいってみましょう!

キャリアの選び方って??

BIG PIC
1年前の記事でキャリアの選び方について少しお話を聞かせてもらった時に、老後になって振り返って見て自分なりに「後悔のないキャリア」を選ぶようにしていると仰っていたと思うのですが、実際にどのようにキャリアを選んできたんですか?
川本さん
前回も少し話したけど、僕は「ワクワクした経験」「いろんなことにチャレンジした経験」「グローバルに活躍した経験」「それなりにお金を稼いだ経験」の4つの経験が得られるような環境とキャリアを選んできました。
BIG PIC
以前働かれていたアマゾンではどのような経験が得られましたか?
川本さん
アマゾンでは毎日がワクワクとチャレンジの連続でした。当時はちょうどクラウドが出始めた時期で、クラウドコンピューティングの将来性を理解している人はごく少数でした。アマゾンと言えばまだ本屋と思われていたような時代です。一方で、ITの10年に一度あるかないかの大変革期の波が来ていましたので、丁度そのタイミングで事業の立ち上げに携われたのはすごくラッキーでしたし、楽しかったですね。誰もやったことのないような規模での成長を求められていたので、毎日が挑戦の連続でもありました。
BIG PIC
日本でのアマゾン立ち上げ時にワクワクと挑戦の経験をされたのですね!その後、グローバルな経験を積まれるためにアメリカに来られたのですか?
川本さん
グローバルに活躍する経験が4つの中でも難しくて、アマゾンのシアトル本社に行くことになったのは、たまたま声をかけてもらえたからですね。ただ、自分なりの軸ははっきりしていたので、決断は早かったです。オファーしてもらってから2ヶ月半後にはアメリカで働いていました(笑)
BIG PIC
お金を稼いだ経験については、、、
川本さん
それは内緒です(笑)

人生でもっとも大事なこととは?

BIG PIC
4つの軸の中で最も重視しているのはどれですか?
川本さん
居心地が良くなり過ぎる前に新たにチャレンジすることですかねー。ビジネススクールにいた時に、コンフォートゾーンを抜け出すようにとよく言われましたけど、そこは意識しています。今までいろんなことにチャレンジしてきたし、何度もゼロ近くからスタートすることをやってきたからそれに対する恐怖心は大分なくなってきました。毎回大変ですけど(笑)ただ、新たなチャレンジをする時はワクワクする気持ちがあるからこそ苦しい時も頑張れるんだと思います。
BIG PIC
確かにお話を聞いているとチャレンジをすごくされてきたと思うのですが、チャレンジ精神は昔からだったんですか?
川本さん
意外に積極的にチャレンジをしたと言うよりは、冷静に考えた結果チャレンジすることが自分の中で最もロジカルな決断でしたので、結果そうなりました。大学を卒業して、当時大手自動車会社の面接も受けていたのですが、安定していて素晴らしい企業なんですが、ふとここで一生過ごすのかと考えた時に、その先の人生が予想できてしまったんです。安定はしているかもしれないけど、ずっと同じところにいることが楽しいことだと思えませんでした。IBMからファイナンスに行く決断をした時も、50代になってクビになるぐらいなら、若いうちにリスク取って新しいことやった方が後悔もないと思っていました。大分回り道する事になりましたけど(笑)
BIG PIC
なるほど、ではこれからの人生ではどのようなチャレンジをしていきたいと考えていますか?
川本さん
まずはソラコムを日本発の世界的なIoTプラットフォームにするための力になりたいですね。今の日本のテクノロジー業界ではプラットフォーム型のビジネスで成功させた前例がないのでチャレンジしてみたいと思っています。
あとはチャレンジではないのですが、子どものことですね。子どもたちが面白い人生を送れるように、色々なキッカケをつくれたらと思っています。シアトルに来たのも、子どもたちに早いうちに海外経験を積んで欲しかったのが1つの理由です。うちの子供たちも英語と日本語の両立に苦労してますが、若いうちにこちらのいろんな価値観を持った人と接していると大人になってから色々と挑戦する時のハードルは下がっていくと思うんです。あと、こっちの子はデカイので、スポーツでガチになるとなかなか勝てないんです。そう言う子たちにも立ち向かっていけるような力強い人になって欲しいです(笑)
BIG PIC
やはりチャレンジが出来るっていう部分では若い時にアメリカに来ておくことは大切なんですね。
川本さん
日本はやはり居心地が良いのでどこかで外に出ることはアリだと思います。就職活動1つにしても、日本の制度って一斉に同じスタートラインから始めさせてくれるから大企業に入社してしまうと後は研修制度なんかが整っていて大切に育ててくれる。それなりにレールがあったりして楽ですよね、それに対してアメリカではパートタイムやインターンから始めて一番下から這い上がっていきゃなきゃいけない。こっちの子は常に自分のバリューを意識しながらステップアップして行くことが自然と身についています。そう言う世界を早いうちに知ることは大事かなと思います。

ありがとうございます!ここからは僕たちの疑問や質問コーナーとなります!

質問コーナー

BIG PIC
当時大学時代何をしていたかと、もし今大学生に戻るなら何をしますか?
川本さん
当時はインディーズのハードコアパンクのライブに行くことにはまっていました。早くお金を稼せげるようになりたいと思っていたのでバイトとかも結構していました。今思うと、もっと旅行に行けば良かったなと思います。バックパッカー的な。お金は将来稼げるようになるから時間のあるうちに経験にケチらないべきでしたね。そこを特に意識しだしたのは、ようやく30近くになってからでした。海外旅行はその頃からよく行くようになって、今まで35ヶ国に行きました。50までには50ヶ国目指しています。最近ではアマゾンを辞めた後に一ヶ月ほど無職の時があって、グランドサークルと言うグランドキャニオン周辺にある10以上の国立公園やインディアン居留地を8日間かけて車で2,400kmを回りました。かなりのハイペースで学生時代に行っていたらもっとゆっくり楽しめたと思います(笑)
BIG PIC
今の日本の学生たちにアドバイスを頂けませんか?
川本さん
いろんな人に話を聞いてみると良いですね。同級生と話していてもやはり皆、同じ様な考えになりがちだと思うんですよ。学生の人気就職企業ランキングを見るとまさにそれですよね。もっと多様性があっても良いと思うんですよ。思い切って、年齢の離れた人に聞いてみるのは大事だと思います。いろんなことは経験をしてみないと分からない。でも、既に経験している人に聞くといろんな気づきが出てきます。そこからロールモデルがなんかが出来ると良いですよね。こんな人になりたいなーとか、こんな人が格好いいと思えるような人がいれば方向性が見えやすいですよね。スタートアップやテクノロジーの世界は特にいろんなロックスターがいてロールモデルになり得る人はたくさんいると思います。
BIG PIC
就職活動が控えているので僕も個人的にアドバイスが欲しいです、、
川本さん
ガチガチなキャリアを描かないことですかね。そもそも描いた通りにはまずなりませんし、思い描いた通りにならなかった時にガッカリしてしまいます。それよりその時ワクワクすることや、いろいろな出会いを大切にして、回り道をしてもその経験を糧にどんどん新しいチャレンジして行ったら振り返ってみて結果面白いキャリアになると思います。

まとめ

今回は川本さんの人生の中で大事にしてきたこと、これからの世界を生きていく中でのアドバイスを頂きました!個人的には「生まれ持った頭の良さは誤差に過ぎません。所属している環境であったり、チャレンジする経験が生きていく中で違いを生み出していく」という言葉にぐっときました!若い時にチャレンジすることを恐れずに行動していくことを大切にしていきたいと感じました!ありがとうございました!

川本さんのこれまでのキャリアについて詳しくはこちらをどうぞ!

【Soracom CEO】日本発スタートアップ企業CEOの川本さんに1年ぶりのインタビュー!!キャリア編

川本さん登壇イベントのお知らせ

シアトル時間の6月23日(日曜日)に川本さんとメルカリCEOの石塚さんが登壇されるイベントを私たちBIG PIC主催で行う予定です!日本に向けてのYouTubeの配信も予定しているので是非この機会をお見逃しなく!!
https://forms.gle/rEsUKUARwxKg9MK8A

【執筆者情報】福井直人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学中。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。マイブームはアメリカで出来た友達に関西弁を教えること

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