【SAP】シリコンバレーで活躍する日本人第7弾!やらない後悔よりやって後悔を選べ!日本企業の事業改革を啓蒙する坪田駆さん!

皆さんお待たせいたしました!シリコンバレーで活躍する日本人第8弾です!今回インタビューを受けて頂いたのは、ドイツ生まれの企業・SAPのアメリカオフィスに勤めている坪田駆(つぼたかける)さんです!

会社エントランスにある巨大レゴ盤!?

まずはプロフィールからどうぞ!!
プロフィール

坪田 駆さん


シリコンバレーにて日本企業との新規事業共創を推進するビジネスディベロップメントに従事。シリコンバレー最大のアウトサイダーとして4,000名の従業員を抱えるSAP Labsの一員であり、老舗デジタル企業がシリコンバレーのエコシステムを活用し自己変革に成功した経験を説く。

年間5000名を超える日本企業のリーダーに、デザイン思考を活用した企業の事業変革を啓蒙する。

人生の転機・高校時代

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坪田さんはアメリカに来て働かれる以前に、英語圏での留学経験などはあったのでしょうか?
坪田さん
高校2年生の時に、米カリフォルニア州ロサンジェルスに留学した経験があります。

もともと中学生の頃から英語は好きで、他の科目では周りに引けを取るが、それだけは譲れないと必死に勉強していました。高校時代には、ほとんど毎日ALT(日本の小中高に勤める外国人教員)の教室に訪れていたりもしました。

そして英語力もだんだん伸びてきて自信もついたので、力試しに留学プログラムに申し込むことにしたんです。

naoto
高校時代から留学していたんですね!当時を振り返るとどんな留学生活でしたか?
坪田さん
かなり精神的にきつかったと思います。まずは、本当に自分が井の中の蛙だったことをとことん思い知らされましたね。もともと福井の田舎に生まれたこともあり、世間を知らなかった。それに加えて、留学していた学校がロスの中でも有名な大学の付属校だったこともあって、とても優秀な人材が揃っていたんです。

そこで自分のプライドが傷つき、一日中家にこもってテレビゲームをするなど、ずるずるとダメな方向に進んでいってしまったときもありました。

でもある日、ふと自分を客観視してみたら気づいたんです。『自分、かわいそうな奴だな』って。それから一念発起して、自分を変えることを決意しました。まずはネットワークを増やそうと、学校で使われていた連絡網を利用しまくりました。そしてどんどん自分という存在を前に押し出していきました。

それを機に状況がガラッと一変しましたね。周りも認めてくれるようになり、今でも付き合いのある一生ものの友人を作ることもできました。

naoto
自分から変わることで状況を打開したんですね!素晴らしいです!

色々考えさせられます…

悔やんだ過去の選択

naoto
留学経験を経て、高校卒業後はどんな進路を選択されたのですか?
坪田さん
高校卒業後は、絶対にアメリカの大学に行こうと思っていました。もともと第一志望だったのは(宇多田ヒカルさんが所属していた)コロンビア大学でした。その他にも、複数のアメリカの大学に加え、東大、ICU(国際基督教大学)を受験していました。

ですが、第一志望に落ちてしまったんです。他の複数のアメリカの大学には受かっていたのですが、自分の第一志望でないことに対する何か物足りない感じと、自分の周りにアメリカの大学のレベルを理解できる人がいなかったという環境になんとなく流され、ICUに入ることになりました。

naoto
いろいろあったけど、最後には国内の大学に進学されたんですね。
坪田さん
はい。ですが、アメリカの大学は5月くらいまで入学を受け入れていたので、ICUが合わなければ中退してアメリカに渡ろうと考えていました。ただ入ってみると、日本の大学ってかなり居心地が良いんですよね。そこに残る選択肢を選んでしまいました。

そのことが自分の人生におけるとても大きなコンプレックスになってしまったんです。受かっていたUCLA(第二志望)でバリバリ頑張っている自分の理想像と、ICUでだらけて過ごしていたリアルの自分を常に比べていてしまったんです。当時から本当に最近まで、ずっとそのコンプレックスを抱えていました。

naoto
どうやって、そのコンプレックスを解消することができたのでしょうか?
坪田さん
自分でアメリカに来て働くという選択をすることが出来て、肩の荷が下りたんです。やっと自分の理想の選択ができたと。また、先ほどの理想の自分と現実の自分とのズレをいかに埋めるか考え続けられたことも、自分を前に推し進める原動力でした。

何かをやらなかった後悔というのは、自分の人生に一生ついて回ります。ですので、やりたいと思うことは、是非自分に正直になってやってみてください。

インタビュー中…

オラクル時代

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大学卒業後はオラクルで勤めることに決めたようですが、なぜ同社を選んだのでしょうか?
坪田さん
IT業界についてかなりポジティブなイメージを持っていたためです。中でもオラクルは自社でソフトウェアなどの開発を行っており、しっかりとモノを作っている感がありました。そこで得られるスキルは転職する際にもつぶしがつぶしがききそうだと思い入社を決めました。
naoto
入社後は、どのような業務を担当されていたのですか?
坪田さん
当時のオラクルでは、大手企業の金融部署、銀行向けのシステム開発部門が花形の場所で、自分もそこに行きたいと志願していました。しかしながら、それは却下され、全く別の製造業の部署に配属されることになりました。担当は製造業の中の自動車の部署でした。

そこでは営業としてのスキルやノウハウを徹底的に学びました。周りはベテランの方々ばかりで全く歯が立たず、かなりへこんだ時期もありました。結果的に5年程その部署で勤めることになりましたが、今思うと良い修業が出来たなと思います。

naoto
5年程でオラクルから転職されましたが、転職の理由は何だったのでしょうか?
坪田さん
5年でやめたのは、あれだけ苦労していた仕事だったけれども、余裕が出てくるほどになったからです。そこで流し運転を続けても何も得られないと感じ、転職を決意しました。

聞き入ってます。

SAPとの出会い

naoto
どのような経緯でSAPに入社することとなったのか教えてください!また入社後のキャリアについてもお願いします!
坪田さん
当時のSAPジャパンの社長であった、凄腕の福田さんという方から突然連絡が来たことがきっかけです。それから話をすることになり、彼の、自分のためでなく社会のために働いているスタンス、また課題先進国だからこそ、課題解決でトップになろうという大きなビジョンを持っていたことについて強く惹かれました。あと当時の自分自身もIT・デジタル産業に強い関心を持っていたことも大きかったと思います。

入社後の2年程は、前職と同じで自動車関係の仕事で下積みをしていました。その後、アメリカに渡ることになりました。

naoto
ちなみに福田さんは、どういうルートで坪田さんのことを見つけられたのでしょうか?
坪田さん
当時私が、オラクルのウェブサイトで書いていた記事をたまたま福田さんの目に留まったらしく、そこで人事の方に声をかけに行ってくれたそうです。ですが、基本的にこういった話は人のコネクションなどを通して、レファラル(推薦)をもらうということが普通です。

現在では、HRテック(Human Resource:人事)の発達が進んでいて、AIでジョブスクリーニングを行うことがコモンになってきているようです。

現在の興味・モチベーション

naoto
最後に坪田さんの現在の興味、何か熱く取り組んでいるものがあれば教えてください!
坪田さん
現在の自分のミッションは、危機に瀕している日本の大企業をサポートする枠組みを作っていくことです。どういうことかというと、世の中は常に目まぐるしい速度で変化していて、昨日までの正解が明日の正解であるとは限らなくなってきています。

日本の企業の中にはそれについていけてない、または、わかっているけど変わることが出来ないというケースが非常に多いです。それをサポートするのが私の使命です。

SAPはドイツで生まれた、とても古い会社です。そんなSAPでも、ガラリと変わることができたのだから優秀な日本の大企業が変われないわけがありません。というわけもあり、現在は日本有数の大企業の方々から話を聞かせてくれとの声が殺到しています。

また現在は、Business Innovators Network(220社を超える、変革者が目的あるイノベーションを志向する場)というプロジェクトを担当しています。

このプロジェクトでは、スタートアップ企業を支援するプログラム、次世代のリーダーを育成するプログラム、地方創生、グローバルな教育プログラム、プログラミングスクールの開港を行うなど、包括的に日本から優秀な人材を生み出すための機会を作っています。

Business Innovators Networkについて詳しく教えて頂きました!

さいごに

坪田さん、ありがとうございました!自分のやりたいことをする。本当に人生において大切なことだと思います。坪田さんの人生の軸には「やらない後悔より、やって後悔」があり、とにかくチャレンジしてみることの大切さを学びました。日本の企業を支える仕事を僕もこれからはやっていけたらなと思います!

最後にみんなでパシャリ

【執筆者情報】竹下隼平

関西学院大学を休学せずに留学中。好きなアイスは王将アイス。好きな状況は四面楚歌。

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