【Salesforce 】シリコンバレーで活躍する日本人シリーズ第5弾!エンジニアは海外にいくべき?Takehiro Wadaさん!

今回はSalesforceで働かれているTakehiro Wadaさんにインタビューをさせて頂きました!Salesforce towerと呼ばれるオフィスの観覧スペースでお話を聞かせていただきました。

めちゃくちゃ景色が良かったです!

 

Naoto
サンフランシスコでもかなり高いビルですが、Salesforceの本社で働いている日本人って多いんですか?

 

和田さん
サンフランシスコの本社で働いている日本人は7、8人とかですかね、シリコンバレーでも楽天とか、日系企業で働いているのはすごい多いけど、外資で働いている日本人は多くはないですね。

 大学~日本時代

Naoto
なるほど、では早速インタビューに入らせていただきます!大学時代になにをやってたかから聞いて良いですか?

 

和田さん
大学は理系の電子工学科に入って、ハードウェアを作ることを主にやってました。僕が高校大学の頃って、156年前でちょうどインターネットが普及し始めたときだったんです。新しい技術に触れるのが楽しくて、大学の専攻を決めました。

それから、大学に入って本格的にパソコンに触れていって自分はソフトウェアを作っていきたいと思うようになりました。

 

Naoto
そうだったんですね!では新卒でオラクルを選んだのはなぜですか??

 

和田さん
内定を頂いた会社のなかで、規模が大きい企業で技術をしっかり学びたい、外資系の方が楽しそうと思って新卒でははオラクルを選びました。

日本の企業は堅苦しいイメージがあって、外資はゆるいし年功序列でもなさそうだなって思ってたんですけど、実際には全然キラキラはしていませんでした。日系みたいにルールでしばられたりはなかったんですが、人事評価制度等には疑問がありました。

Naoto
なるほど、外資へのイメージにギャップがあったんですね、、お仕事はどんなことをされていたんですか?

和田さん
オラクルではデータベースを作っていました、具体的にはトラブルシューティングをしてお客さんに伝えていくような仕事でした。

 

Naoto
外資のイメージって一概にあるけど、会社によって全然違うんですね、オラクルから楽天に移られたのはそこが原因だったんですか?

 

 

和田さん
楽天に移ったのは、お客さんがどうやってデータベースを使って、モノを作っているのかに興味が出てきたので、自分で製品を作れる企業に行こうと思ったのがきっかけでした。

オラクルはベンダーだから自分たちの商品はなくて、お客さんに提案することしかできなかったので、楽天とオラクルのなかでタイトルは同じだったんですけど、仕事内容は違っていて、問い合わせを受けてた側から、自分で問題を解決するものを作ったりする側に回っていきました。

奥さんとの出会いなどもお話して頂いたのですが、ここでは割愛します(笑)

アメリカへ

 

Naoto
オラクル、楽天と外資と日系企業を経験され、その後海外で働きたいと感じるようになったんですか?

 

和田さん
楽天に入ったときには、海外に行きたいとはそこまで思ってなかったですね。ただエンジニアとして生きていくなら、日本は環境的に良くないです。日本のなかだけで作っているIT商品はない、日本人だけにしか使われないので、必然的に開発拠点は海外になります。エンジニアを続けたかったから、海外に行こうと思いました。

 

Naoto
海外に行きたいと思ってセールスフォースに入ったんですか?

 

和田さん
そうですね、漠然と海外に行きたいと思うようになりました。始めは日本のセールスフォースに入りました。オラクルのときの同期がセールスフォースにいたので、紹介された形で入社しました。

 

Naoto
なるほど、オラクルと現在では仕事内容は変わったんですか?

 

和田さん
オラクルではデータベースがどう使われてるか知らないまま問題解決したけど、セールスフォースではお客さんと一緒に問題解決をしているアメリカにくるきっかけは、元々やっていた機能をカバーしている人がいなかったので、そこをできる人が欲しいと言われていて来ました。

 

 

Naoto
これまで3つの会社で働いて見て、違いはどうでしたか?

 

和田さん
セールスフォースが1番ストレスの面で働きやすね、上司もこっちを信頼してくれていたし、気持ち的な問題でもリラックスして仕事ができました。

アメリカで働いて経験した裏話も!

 

アメリカと日本の違い

 

Naoto
実際にアメリカに来られて、アメリカと日本で働き方の違いはどう感じましたか?

 

和田さん
日本とアメリカではストレスを感じる面が違いますね、どっちもどっちで、日本はまず通勤がすごくストレスですね(笑)もうあれには戻りたくはないですね。仕事面では、日本人は適当に人に聞くことを良しとせず、自分で考えろという文化で、アメリカはどんなことでも、気軽に人に聞く文化で、逆に聞かないといけないって部分があります。仕事の仕方がすごく違うので、どちらが良いかは人によりますね。

 

Naoto
なるほど、文化以外に仕事面で違う部分はありますか?

 

和田さん
あとは、アメリカではメモとかで書いても、とりあえず電話して話そうって言われるんで、それは日本人的にはストレスですね。それはアメリカに来てから戸惑いがありました。

人によって感じるストレスは違うと思いますが、優秀な人になるほどすぐ人に聞いたりせずに、自分で調べてから分からないことだけ聞きます。

 

Naoto
たしかに日本人は質問の仕方があまり上手くないかも知れないですね

 

和田さん
そうですね、日本人の聞き方(質問の仕方)とアメリカの聞き方は全然違います。

よく言われることですが、やっぱり日本人は黙って空気を読むことがいいけど、アメリカでは自己主張や、意見を言わないとだめですね。アメリカでは黙っていると何も意見はないと思われます。

これからのキャリアについて

 

Naoto
今までのキャリアについて聞かせていただきましたが、最後にこれからやりたいことなどありますか?

 

和田さん
今まで、コードを書いて開発をメインに仕事はしていなかったからそういう風に働いてみたいですね。もっと先の話だと思いますが、AIが発展した後にデベロッパーが残るのかどうかは少し心配ではありますが、AIがどう未来を変えるか楽しみでもありますね。

正面玄関にて

感想

和田さんありがとうございました!インタビューさせていただいたメンバーの理系知識が乏しかったので、何度もかみ砕いてお話をして頂きました、、本当にありがとうございます!

日本で働く場合も、アメリカの場合でもどちらも短所・長所があって自分がどっちの方が楽しめるか、頑張れるかで決めるのが良いと仰っていたのがすごく心に残りました!和田さんはご飯だけは日本の方が良いと仰っていたのも共感しました(笑)

【執筆者情報】福井直人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。8月に留学が終了し、アメリカで5キロ痩せたが、帰国後2週間でリバウンド。絶賛就活中である。

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学中。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。マイブームはアメリカで出来た友達に関西弁を教えること