【楽天】シリコンバレーで活躍する日本人シリーズ第1人目!! 三木谷社長直下で新規事業などを担当されている山本航平さん!!

サンフランシスコインタビュー第1弾!

ついに公開になりました!8月にサンフランシスコへ行って15人の方にお話を聞かせていただいたインタビュー企画の記事第一弾は、楽天の米国本社インキュベーション室でシニアマネージャーかつ社長室でも勤務されている山本航平さんです!
山本さんには、サンフランシスコ遠征を決めた一番初めの頃からお世話になっており、サンフランシスコで働かれている他の方を紹介して頂いたり、当日も凄く熱心にインタビューを受けてくださり、一緒に社食を頂いた上に、お土産まで頂いてしまいました!

過去の仕事内容は採用ページのインタビュー記事から!

https://corp.rakuten.co.jp/careers/interview/kohei/

山本航平さん

一橋大学卒業後、米GE(ゼネラル・エレクトリック)入社。ファイナンス分野のリーダーシッププログラムに参画し、経営管理や会計業務に従事。楽天入社後は、社長プロジェクトでグローバルデータプラットフォームの立ち上げに参画し、戦略立案から、組織運営、プロダクト開発まで一貫してリードした。18年よりシリコンバレー赴任。三木谷社長直下で米国を拠点に新規事業などを担当。

 

初めにKoheiさんが、以前高校生向けの講演で使用された楽天全体や米国での活動についての資料見せていただき、その後インタビュー用の質問に答えていただきました!今回は併せて紹介していきたいと思います!

学生時代について

サンフランシスコでバリバリ働かれている山本さん、学生時代から何か特別なことをされてきたんでしょうか??

Naoto
大学時代はどのようなことをしていらっしゃいましたか??
Koheiさん
アイセックという国際NPOに所属していて、学生の国際インターンシップの運営をしたり、自らインドでインターンシップに参加したり、アイセックのロシア事務局で働いたりしていました。勉強はあんまりしてなかった気がします(笑)大学4年生の時に、スタンフォード大学のサマースクールに行って、そこでみんなみたいに色んな起業家の人とか社会人の話を聞いたのがきっかけで、テクノロジー業界興味を持つようにもなりました。
Naoto
すごい色々なことをされてきたんですね、、色々な経験をされた中でその後、なぜGEに入社されたのですか?
Koheiさん
リーダーシッププログラムという部門別の幹部養成制度が面白いと思ったことがきっかけです。半年毎に各事業部をローテーションする業務に加えて、GEの幹部が直接指導するMBAのようなプログラムも必須で、さらに卒業後は海外オフィスを同様にローテーションするというパスもあるという環境が魅力でした。コンサルや投資銀行も良かったのですが、もともと人と違うキャリアが良いなと思っていたので、GEのユニークな部分に惹かれて入社しました。とはいえ英語も最初まともに話せなかったので、まずはそこからチャレンジでしたね(笑)

 

楽天を選ばれた理由

Naoto
なるほど、、すごいプログラムが充実していたんですね!ではGEから楽天に転職されたきっかけは何だったんですか?
Koheiさん
GEの環境も大変刺激的でたくさんのことを学ばせて頂いたのですが、プログラム卒業のタイミングで、以前からのテクノロジー業界への興味が日々大きくなっていたこと、そして外資系の日本支社ではなく、次は日本発でグローバルを目指すような仕事がしたいと思ったことがきっかけです。あと何より、当時の上司と面接で会って、この人と働きたいと思ったことが一番の理由でした。
Naoto
テクノロジー業界への興味・グローバルな環境、そして最後は人が決め手だったんですね!楽天ではどんな仕事をされているんですか?
Koheiさん
楽天に入社して1年くらいたってから、データを活用して楽天グループ全体の事業を促進するようなプラットフォーム開発に従事しました。この延長でアメリカに行かせて頂くことになり、現在はシリコンバレーでの事業開発や新規事業の立ち上げ、三木谷さんがアメリカに来られる時のサポート等をやらせて頂いています。

インタビュー中の様子

Naoto
学生の目線からすると、日本企業よりも外資系の方がグローバルに働けるんじゃないかって思うんですがどうですか?
Koheiさん
グローバルな環境といっても色々な切り口があると思いますが、外資系の日本支社の場合、日々英語を使う環境ではあるものの、仕事内容としてはどうしても日本に関わることが多くなり、ある意味ローカルであるともいえます。一方で、楽天の場合は、日本発でグローバル展開を進めており、かつ英語を公用語化したり外国籍の社員の方も多かったりとユニークな点も多く、その本社で働くというのは、非常にグローバルであるとも言えると思います。
Naoto
そうだったんですね、、全然知らなかったです!グローバルに働きたい、海外に出たいという思いはずっとあったんですか?
Koheiさん
昔から自分が凄く狭い世界にいるというのが、何をするにもモチベーションになっていた気がします。とりあえず広い世界に出たいみたいな(笑)。それでたまたま大学の提携先であるスタンフォードのサマースクールに参加する機会がありましたが、まさか本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑

楽天で働いて

Naoto
実際にアメリカにやってきて、楽天で働いてみてどう感じていますか?
Koheiさん
米国でも大型買収を繰り返したり、LyftやPinterestへの投資、あるいは地元NBAチームであるGolden State Warriorsへのスポンサーなど、日本の企業としてシリコンバレーでもプレゼンスを広げていっていると感じています。まだまだ貢献できていないですが、個人的にも昔夢見ていた世界で仕事ができていて、凄く充実しています!
Naoto
なるほど、その中でも楽天の日本とアメリカでを経験されて、何か働き方であったり違いってありますか?
Koheiさん
違いはありますし、それぞれに良い面、悪い面がある気がします。例えば日本では案件に関わる人数も多いので、ミーティングやチームマネジメントのための時間も多くなります。アメリカは車社会であることもあり、社内の飲み会もほとんどないですし、外部とも基本的にはランチかコーヒーミーティングが多く、効率的な働き方だと思います。でも日本人である自分は、たまにガッツリ飲みに行きたくなりますね(笑)
Naoto
やっぱり飲み会はアメリカではほとんど無かったり、違う部分は多いんですね。ではこれから楽天でやっていきたい仕事、やってみたい仕事ってありますか?
Koheiさん
[楽天もさらにコングロマリット企業となり、Eコマースや金融、スポーツに加えて、最近では通信分野に参入、さらにはヘルスケア分野での取り組みなども進めています。自分としては、日本企業としてシリコンバレーでより多く成功事例を作っていきたいという思いもあり、アメリカ展開においてもっともっと結果を出していきたいと思っています

楽天の社食を体験!

Koheiさんのキャリアのお話をここまで聞かせていただきましたが、このタイミングで12時頃になったので楽天の社食に連れて行ってもらいました!その日はラーメン、カレー、インド料理などが用意されていましたが、ラーメンを食べさせていただきました!

楽天の社食、ボリューム満点ですごく美味しかったです。

社食を食べながらも、僕たちの相談や質問に乗っていただきました!海外で働きたいメンバーの悩みも少し解決したようでした!

感想

今回は楽天の山本航平さんのお話を聞かせていただきました!グローバルに働きたいって人は多いと思うんですが、その時の選択肢って学生なら(僕もそうなんですが)、商社であったり外資系の企業しかありませんでしたが、今回山本さんのお話を聞いて日本企業で海外進出をしているところで働くのも面白いなと思いました!たくさんの企業がシリコンバレーに挑戦して、競争に負けて去っていくというお話も伺ったので、シリコンバレーで世界に挑戦し続ける楽天は本当にすごいなと感じました!

最後に

最後まで読んでくださったみなさんありがとうございました!今回の記事では掲載できなかった、山本さんにとって「働くとは」「今までの人生の軸」「人生の目標」「現代の20代に戻ったらどういうキャリアを選ぶか?」などのパーソナルな質問はnoteでまとめて提供させていただく予定なので、こうご期待を!!

また、シリコンバレーで働く日本人シリーズもこれからどんどん公開していく予定なので、是非チェック下さい!

 

【執筆者情報】福井直人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。8月に留学が終了し、アメリカで5キロ痩せたが、帰国後2週間でリバウンド。絶賛就活中である。

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学中。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。マイブームはアメリカで出来た友達に関西弁を教えること