ユニコーン企業って何?日本の転換期?世界のユニコーン TOP10

ユニコーン企業って何? 日本が転換期?

企業価値、22社が100億円超、未上場「スタートアップ」100社調査、AI・ネット関連上位(NEXTユニコーン)

未上場で成長を続けるスタートアップ企業の存在感が増している。日本経済新聞社が実施した「NEXTユニコーン調査」によると国内22社が企業価値(推計)で100億円を超えた。
企業価値10億ドル(約1120億円)以上の未上場企業が「ユニコーン」とされ、その予備軍の有力スタートアップを含めて「NEXTユニコーン」とした。
2016年の資金調達額は前年比2割増の約2100億円と過去最高を記録した。

今回の調査では対象企業の83%が上場を考えていると答えた。新卒採用や大手企業から優秀な人材をスカウトしやすくなるためだが、約2割のスタートアップがM&A(合併・買収)で大企業の傘下に入る道も考えると回答した。

 

さて、ユニコーンとは一角獣の生き物ですね。実在しない伝説の生き物ですけど、それになぞえて企業価値が10億ドル(約1120億円)以上の未上場スタートアップ企業をユニコーンと呼ぶそうですよ笑 そのくらいめったに姿を見せないんですね。米調査会社のCBインサイツによると、世界に216社しかありません。

新聞によると、スタートアップへの投資額も年間7兆円を超える米国に比べて、日本はスタートアップへの2100億円にとどまっています。およそ2~3%ですよ。

起業への理解が広がらず、大企業から流入する人材も少なくユニコーンが生まれにくいとされてきました。

しかしまさに今、大転換期を迎え、トヨタのような大企業も独創的な次世代技術を求めてスタートアップとの協業や出資に乗り出しています。日本でもスタートアップを軸とした産業転換が進む兆しが出ています。

ちなみにこういったスタートアップが取り上げられました。後日より詳しくとりあげたいと思います。

プリファード・ネットワークス (東京・渋谷)

フリー(東京・品川)クラウド会計処理をAIで効率化

Sansan(東京・渋谷)クラウド型名刺管理

というわけで今回、世界のユニコーンたちを調査!

まずTOP10はこちら

1位: ウーバー/米国/680億ドル
2位: 滴滴出行/中国/500億ドル
3位: シャオミ/中国/460億ドル
4位: 美団大衆点評/中国/180億ドル
5位: エアビーアンドビー/米国/293億ドル
6位: スペースX/米国/212億ドル
7位: パランティアテクノロジー/米国/200億ドル
8位: WeWork/米国/200億ドル
9位: Lu.Com/中国/185億ドル
10位: ピンタレスト/米国/123億ドル

中国がやばいですね笑 まあアメリカはそうか、と気が付いたら中国とアメリカしかいません

ちなみに割合はこちら。米国(54%)中国(23%)インド(4%)ドイツ(2%)韓国(2%)これ以外の国は3社未満だそうです。つまり日本も。ですね、、、。

この中から2つを簡単に解説したいと思います。

シャオミ/中国/460億ドル

2010年創業の総合家電メーカーです。中国のアップルとも言われており、iPhoneのような高度な機能を持ちながら、価格が半額ほどに抑えられているらしいです。中国国内ではえげつなく人気なんだとか。

 

美団大衆点評/中国/180億ドル

2003年4月設立。中国の生活情報と消費者による口コミ投稿サイトです。

日本語に訳すと、みんなの(大衆)口コミ(点評)的な感じで、2015年の時点で月間アクティブユーザー数は2億人、登録された店舗数は1400万件を突破しているそうで世界においても860を超える都市が登録されています。

ホットペッパーやぐるなびみたいなサービスですが、こちらは食、美容からジムにいたるまで、とにかくあらゆる業界を網羅しています。強い、、

2017年に日本にも進出してます! 中国からの観光客をターゲットにしています。というか、中国人のレビューが見れるわけですね。

文化の違いから、現地の人に受け入れられてても、自分たちからしたら魅力的ではないときもありますから、そういった情報が得られるのは助かりますね。

 

最後に

とこのように、日本はスタートアップでまだ遅れをとっていますが、まさに転換期を迎えています。

世界のユニコーンでは、Uberやエアビーアンドビーなど日本でも知名度が高いものが多いのではないでしょうか。

日本からも世界に出て行くユニコーンが誕生するように、応援していきましょう!

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