女子生徒の自殺未遂
今年2月の神戸市内の私立高校に通う女子生徒の自殺未遂について、学校が設置した第三者委員会が「いじめが原因」と認定したことが分かりました。
高校によると、女子生徒(当時17歳)は友人グループから距離を置いたことでトラブルになり、去年9月に机や椅子に紙を大量に貼り付けられるなどの嫌がらせを受けました。
女子生徒は、今年2月に明石市内の公園の石垣から飛び降り、頸椎骨折などの重傷を負い3ヵ月間入院しました。
その後、学校は保護者や当該の生徒から話を聞き、いじめの疑いがあると判断し、いじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会を設置して調査を進めてきました。
第三者委員会の報告書は女子生徒へのいじめがあり、それが原因で自殺未遂に至ったことを認定していて、担任から管理職への情報共有の体制など学校側の対応に問題があったとしています。
女子生徒の自殺未遂 「いじめが原因」と認定 11/27(月)
自殺大国・日本
日本では毎年多くの人が自殺という最後を選んでいます。その理由は様々で、いじめ・職場での人間関係や長時間労働などが挙げられます。私は今までにそのような感情を抱いたことはありませんが、いつ何が原因でそうなるかはわかりません。社会に出てからは尚更、そのようなストレスが増えてしまうのかもしれません。
そんなときに助けてくれるかもしれない可能性を秘めたSNSが存在するんです!それは皆さんもご存知のフェイスブックなんです。今回はフェイスブックが新しく考案した人の命を救う可能性の秘めたソフトウェアについて紹介したいと思います。
誰もが知っているFacebookが命をも救う?!
日本をはじめとして世界中の人々に利用されているフェイスブック!その利用方法も友達と知りあいとの連絡、日常生活の報告・シェア、娯楽などと多岐にわたります。
そんなフェイスブックが今回開発したのは “proactive detection” という人工知能です。この人工知能はユーザーによるすべての投稿をチェックし、そこに自殺思考のパターンが存在しているかどうかを確認します。
そして、必要であるならば家族や友人、または第1レスポンサーに助けを必要としていることを知らせる通知を行います。また、投稿者にも「助けが必要ですか?」といったメッセージを送ります。
これは精神科医と協力のもと、自殺を防ぐ最も有効な方法の1つである、友達や家族から必要であることを知らせるというメソッドをSNSを通じて実践化したものです。
まとめ
これまで、ただのSNSでしかなかったフェイスブックでしたが、その商品の特性から逆算するような形で人命救助の一助になる可能性の出てきたニュースでした。
SNSなら、普段人前では言えないようなことも言っている人は多いのではないでしょうか?SNSの中でのほうが私生活がオープンになっている人も最近では多いと思います。そんなデータのハブともいえる存在であるSNSだからこそ、できることは多いのかもしれません。
個人の投稿やデータがすべて集約され確認されていくとう所に、私個人としては少し怖さも感じますが、そのデータ量の多さからより精巧な情報を取り出して、社会に貢献させていくところがビジネスと社会承認にとって貴重なアイディアなんだと感じました。
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