みなさん、ベッドの中で宇宙について思いを巡らすことはありませんか?なぜ私たちは生まれたのだろう。なぜ地球は誕生したのだろう。なぜ宇宙ができたのだろう。てか宇宙ってなんだろう。
しかし、宇宙は永遠に「未知なる世界」ではありません!実は今、宇宙開発はゴリッゴリに進んでいるのです!そう!ゴリッゴリに!
みなさんこんにちは!
今回の記事では、未知なる世界を切り開く『宇宙業界』について書かせてもらいます!
「宇宙」って言葉を聞くだけで興奮しますよね!しませんか?僕はします!
【宇宙業界の現状】
多大なコストのかかる宇宙開発は、これまで政府機関が主体となって行われ、民間企業はその依頼に応じて開発に携わるだけでした。しかし今日では、ニュースなどでよく報道されているように、多くの民間企業、特にスタートアップが宇宙開発に挑戦しています!
宇宙業界の中でも、スタートアップが活躍している分野は、主に4つに分けられます。宇宙への第一歩である打ち上げロケット開発、宇宙開発に関する新たな技術を開発する宇宙工学技術開発、宇宙で利用される機器や装置を開発する宇宙ハードウェア開発、宇宙を利用して様々なビジネスを展開する宇宙サービスです。
それでは一つずつ簡単に見て行きましょう!
打ち上げロケット開発
この分野では、その名の通り、人工衛星や宇宙探査機を宇宙空間に打ち上げるためのロケットを開発しています。最近では、ホリエモンこと堀江氏が創業した宇宙開発ベンチャー、インターステラテクノロジズ(http://www.istellartech.com )が民間単独ロケットでの日本初の宇宙到達を目指して打ち上げ実験を行ったことで話題になりましたね!アツい!!
宇宙工学技術開発
この分野では、宇宙開発に関わる様々な科学技術を開発します。具体的には、今注目を集めている衛星インターネットに必要な衛星アンテナ、また、ロケットの打ち上げに用いられる推進システムなどがそれにあたります!
宇宙ハードウェア開発
この分野では、ローバーと呼ばれる惑星探査機や、宇宙ステーションなど、実際に宇宙空間で活躍する機器や装置が開発されています!
宇宙サービス
宇宙開発が進むことで、宇宙空間を利用した様々なサービスが生み出されています。人口衛星を用いて収集したデータを販売する「リモートセンシング」には、すでに多くの企業が参入しています。さらに、低価格での宇宙旅行という、夢のような宇宙サービスを実現させようとしている企業も存在します!
実際に宇宙業界で活躍するスタートアップを見てみまっしょい!
SpaceX (2002, アメリカ)
調達額:$1.7B(打ち上げロケット開発)
SpaceXは、最強の起業家と謳われるイーロン・マスク氏によって設立された、ロケットと宇宙船の開発と打ち上げを行うベンチャー企業です。イーロン・マスク氏は電気自動車会社、テスラ(https://www.tesla.com/jp/?redirect=no)のCEOとしても有名ですね!同社はなんと、民間による火星移民という、まるで漫画のような構想を掲げており、回収と再利用によるロケットの低コスト化によって、それを実現させようとしています!かっこ良すぎぃぃぃぃぃ!
Kymeta Corp (2012, アメリカ)
調達額:$148M (宇宙工学技術開発)
Kymetaは、メタマテリアルと呼ばれる素材を用いた独自のアンテナ技術を有しており、この技術のおかげで、従来の形状のアンテナを使わなくても衛星を捕捉することが可能になりました!これにより、アンテナの平面化や小型化が実現されました!この技術は、航空機や自動車へも応用されることが期待されています!
York Space Systems (2014, アメリカ)
調達額:$315M(宇宙ハードウェア開発)
York Space Systemsは、中小宇宙船を専門として開発するベンチャー企業です。同社が開発しているS-Classプラットフォームと呼ばれる宇宙機には、宇宙船の製造コストを大幅に削減する独自の設計が活用されており、地球観測や通信を含む多くのミッションで利用されています!
https://www.yorkspacesystems.com/
Elysium Space (2013, アメリカ)
調達額:$85K(宇宙サービス)
Elysium Spaceは、宇宙葬サービスを展開するアメリカ発ベンチャー企業です。宇宙葬とは、その名の通り、故人の遺灰の一部を宇宙に打ち上げるという非常に斬新なサービスです。夜空を見上げるたびに大切な人を思い出せるなんて、ちょーロマンチックですよね!
まとめ
このように、世界では多くの民間企業、特にスタートアップが宇宙開発に挑戦しており、宇宙業界はますます目が離せない分野となっています!一方で、日本では未だほとんどの開発が政府主導で行われているというのが現状です。成長産業である宇宙業界で海外に遅れをとらないためにも、みんなで力を合わせて宇宙を目指しませんか!?
「宇宙目指そうや!!」
この記事に関連する記事はこちら
ボーイングのミュレンバーグはSpaceXより早く火星に行くと宣言。SpaceXマスクは「やってみろ」【Geekwire】
コメントを残す