US版メルカリ最大のライバル?シアトル発、個人間売買アプリ「OfferUp」

どうも、りょうです!みなさん、欲しいものがある時ってどのように手に入れますか?お店に買いに行きますか?オンラインショップで購入しますか?最近は便利なものが増えて、いろんな方法がありますよね!その中でも、最近はメルカリのような個人間売買も増えてきているのではないでしょうか?今回はそんな個人間売買に注目したいと思います!

米国での成功を確実にし、グローバル展開を加速させていきたいメルカリ

メルカリ、フリマ拡大へ健全性優先 米国から世界展開

フリマアプリ大手メルカリ(東京・港)の山田進太郎会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞のインタビューに応じた。フリマで不正出品が相次いだことなどを受け、4日に始めた本人確認の厳格化は「大きな操作の変更ではない」と使い勝手を損なうとの指摘を否定。2018年は米国市場の開拓に力を入れる方針を示した。

日本経済新聞 2017年12月7日 朝刊 「メルカリ、フリマ拡大へ健全性優先 米国から世界展開

メルカリ、みなさんの中でも使っている人が多いんじゃないでしょうか!もしかしたら、今日本で一番イケてるスタートアップと言えるのではないでしょうか。メルカリは日本で数少ないユニコーン企業の一社でもあります。(「ユニコーン企業に関する説明をした記事はこちら

アメリカ版のメルカリのアプリ

ご存知の方も多いかもしれませんが、メルカリは現在グローバル展開を急速に進めている最中なんです。調べたところ、Facebookで重職を担っていたジョン・ラーゲリン氏が、今年の6月に執行役員としてメルカリに参画したらしく、どうやらグローバル展開に本気なようです。

メルカリは、2013年に日本でサービスをローンチして以降、2014年にアメリカ進出、そして今年の3月にイギリス進出と信じられない速度で海外展開を進めています。メルカリって、サービス開始から4~5年しかたってないんですね。生活に根付いているので、もうちょっと昔からあるのかと思ってました…。

さて、記事からわかるようにメルカリはアメリカでの成功をかなり重視しているそうです。現在、US版メルカリのダウンロード数は2500万程度らしいです。アメリカの人口は3億2000万人ほどいるので、アメリカではまだまだ爆発的に流行っているという感じではなさそうですね。

実はアメリカにはメルカリの全米制覇を阻む、いくつかの強敵が存在するんです。その中でも特にイケイケなライバルがいたので、今回はそこに注目したいと思います!

モバイルに特化した、個人間売買プラットフォーム「OfferUp」

OfferUpのアプリ

アメリカで、メルカリと同様に個人間売買プラットフォームを提供しているのが、シアトルの「OfferUp」という企業です。このOfferUpという企業、メルカリと同じように「スマホに特化」することで爆発的な人気を博しているのです。

アメリカではCraigslistというサイトがあるのですが、個人間売買といえばCraigslistってくらい誰もが使っているサイトだったんです。しかし、このサイト、見ていただければわかるのですが、驚くくらい古くて使いづらいサイトなんです笑。僕はこのサイトを見て、サービスを開始したばかりのYahooを思い出しました。

それを現代のスマホファーストの世の中に合わせて作り変えたのが、OfferUpなんです!「Buy.Sell.Simple」をスローガンに掲げるこのアプリはとにかく使いやすさ・簡単さにこだわっているんです。

OfferUpは2011年にサービスを開始したのですが、わずか数年で急成長しているんです。なんとこの企業、メルカリと同様にユニコーン企業なんです!最近、ユニコーンという言葉がよく出てきますね笑

このサービスはアメリカで約3000万ダウンロードを記録しており、確かにメルカリの競合と言えるのですが、メルカリと異なる点が2つあるんです!

1つ目が「ローカル特化」である点です。メルカリは、沖縄の人が北海道の人から商品を購入することも可能ですよね。一方でOfferUpはあくまで、地域単位での個人間売買を行うマーケットプレイスなんです。シアトルに住んでいるなら、シアトル近辺の人と売買を行うのが前提ということです!

2つ目が「決済機能がない」という点です。これには僕も驚きました。メルカリだったら、メルカリのアプリ上で決済を完了することが可能ですよね。OfferUpには決済機能が付いていなくて、あくまでコミュニティ形成の場を提供しているだけなんです。つまり、商品の受け渡しと支払いは実際に会って行われるんです。ローカル特化であるからこそ、決済機能が付いていないのですかね。

ということで、同じ個人間売買プラットフォームではあるのですが、中身は意外と違うんですね!個人的には、決済機能が会った方が便利だと感じます。ただ、OfferUpでは車とか冷蔵庫とかデカくて高価なものが出品されていることも多いんですよね。このことを考えると、全ての商品の売買を一律にアプリ上で完了させるのも難しいのかなとも感じました。

家庭に眠る不用品の価値は約7兆円!?

日本初のサービスが海外で勝負しようとしているのは非常にワクワクしますね!一方で、シアトルの住人として、シアトル発のサービスもなんだか勝手に誇らしく感じています笑。

ところで、メルカリもOfferUpも扱っている商品は基本的に「中古品」ですよね。この中古品が流通する市場を二次流通市場と言うらしいのですが、ここが今アツいんだそうです。

タンスやクローゼット、物置の奥にしまわれてるけど実は必要ないものってすっごい多いですよね!これらのものは流通していないだけで、ものすごい価値があるんだそうです。経産省の調査によると、日本の家庭に眠る不用品の価値は7兆円にものぼるそうです。

メルカリのように、この手付かずの莫大な資産を引っ張り出すようなビジネスは今後アツいと言えるのかもしれませんね!

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