格安SIMや5G、みなさんは通信の最新についていけていますか?これらは、私たちにとって必要不可欠な「通信」の根幹である「通信インフラ」のトレンドなんです!
みなさんこんにちは!
今回は、「通信インフラ」について書かせて頂きます!
「通信インフラ」ってナンジャラホイ!?
みなさん!僕もわかりますよ、その気持ち。
通信インフラとは、インターネットに用いられている通信網やスマートフォンに使われている通信回線、またそれらを運用するのに必要な設備のことをいいます!
水道・道路・鉄道などといったお馴染みの社会基盤(インフラ)と同じように、通信も生活に欠かせないものとなるにつれて「通信インフラ」と呼ばれるようになりました!
インターネットにスマートフォン、みなさんにとって欠かせないものですよね!
私たちにとって必要不可欠な「通信」を支える通信インフラの最先端は一体どのようになっているのでしょうか!?
通信インフラの動向!
今、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT」時代が到来した!と言われています。乗り物、家電、医療機器や医薬品など、世の中に存在する様々なものがインターネットへ接続されるようになったことにより、インターネット接続デバイス数が急増しています。その結果、通信インフラ分野は常に新しい変化が求められています!
もちろん、ただ求められているだけではありません!2G→3G→4G/LTEといったように、通信インフラは10年ごとに大きな技術進化を遂げてきました。そしてその進化の最先端が、現在研究開発されている「5G」(第5世代移動通信システム)です!
5Gは、多接続性や低遅延を実現させることで、今爆発的に増え続けているインターネット接続数に対処することが期待されています!それだけでなく、5Gの利用を補助する新技術も続々と開発されています。
そんな通信インフラは、行われている事業をもとに、5つの分野に分けることができます。情報伝達用の媒体を所有し提供するネットワーク分野、通信アンテナ用の支柱となる塔を設置する通信タワー分野、ソフトウェアによってネットワーク環境を作る技術を提供するSDN分野、通信を管理、最適化するソフトウェアを提供するソフトウェア分野、話題の格安SIMを提供するSIMプロバイダー、の5つです!
一つずつ簡単に見ていきましょう!
ネットワーク
ネットワーク分野は、海中ケーブルや光ファイバーなどといった伝送路を所有し、それを提供している企業が属します。ドコモやソフトバンクといった通信キャリアなどの、伝送路設備を保有する電気通信事業者がこの分野に当たります!
通信タワー
通信タワーとは、通信のためのアンテナを設置するための支柱となる塔のことです。インターネット接続数が激増し、インターネット事業者がより多くの通信機器を設置しようとする結果、通信タワーの需要は現在拡大しています!
SDN
この分野には、SDNと呼ばれるネットワーク環境を簡単に構築する新技術を提供する企業が属します。SDNとは、Software Defined Networkの略で、ソフトウェアによって仮想的なネットワーク環境を構築する技術のことを意味します。従来のネットワーク環境構築では、サーバーやネットワーク機器など物理的なものが必要であった反面、SDNではソフトウェアによる制御だけで簡単にネットワーク環境を変更できるため、複雑化の進むネットワーク環境への対応が期待されています!
ソフトウェア
この分野には、情報の伝達や通信の管理、最適化に用いられるソフトウェアを提供する企業が当たります。ネットワーク接続数が増え続けている今、様々なソリューションを提供するソフトウェアが存在します!
SIMプロバイダー
SIMプロバイダーとは、モバイル端末でのデータ通信や音声通話に必要なSIMカードを提供する企業のことを言います!従来の大手通信会社より低価格で利用できるため、格安SIMの利用者は年々増え続けています。その結果、多くの企業がこの分野に参入しています!
通信インフラ分野で活躍するスタートアップを見てみまっしょい!
OneWeb (2012, アメリカ)
調達額:$1.2B (ネットワーク)
OneWebは、人工衛星を使って宇宙から電波を飛ばし、従来の通信インフラが届かない地域にもインターネットを提供する技術を開発しています!素敵やぁ〜ん!ご存知の方も多いと思いますが、昨年の12月にソフトバンクが同社に10億ドルの投資をしたことでも大きく取り上げられましたね!
Kepler Communications (2015, カナダ)
調達額:$5.0M (通信タワー)
Kepler Communicationsは、宇宙基地で用いられる宇宙通信ネットワークを構築するための通信タワーの開発に取り組んでいます!またしても宇宙かぁぁ!!また、高価で設置の難しい地上通信インフラへの依存を減らすことも期待されています!
http://www.keplercommunications.com/
Tibit Communications (2014, アメリカ)
調達額:$13.8M (SDN)
Tibit Commnucationsは、SDN上のどこにでも簡単に配置できる、低電力での超高速接続を可能にする技術を開発しています。この技術は世界中のブロードバンドアクセスを根本的に変える可能性があると言われており、今注目を集めています!
Qwilt (2010, イスラエル)
調達額:$209M (ソフトウェア)
Qwiltは、ネットワーク上でのビデオ配信サービスを管理および収益化するソフトウェアを提供しているベンチャー企業です!今、急増しているオンラインビデオ配信サービスへの需要に対応するのに役立つとされ、大きく期待されています!
まとめ
IoT時代に突入した今、インターネットへの接続数が爆発的に増え、これに対処するために通信インフラ分野は大きな変化を求められています。その結果、新たな技術が続々と登場し、それが新たなビジネスとなっています。
通信業界と聞いて、大手携帯通信会社やテレビ局だけを思い浮かべていませんか?それだけでは、急速に複雑化の進む通信業界についていけているとは言えません。
変化は大きく激しいですが、通信インフラは誰にとっても不可欠な領域です。この速い流れに取り残されないためにも、絶対に目が離せない業界です!!
「要チェックや!!」
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