水の安全性を追求するスタートアップ「Lishtot」

今飲んでる水は100%安全ですか???

こんにちは。かんたです。

皆さんは普段自分たちが飲んでいる「」について考えたことはありますか???

僕はこちらに来る前まで全く何も考えたことがありませんでした。実家が田舎だということもあり、平気で水道水を飲んでいました。水に対して、特別おいしいや不味いと感想を持ったこともなっかたので、ペットボトルの水を買う機会も少なかったです。

が、こちらの人はペットボトルの水を買って飲むのが普通のようで、ホームステイ先にも大量のペットボトル水が買いこまれています。

そんな折、大学の授業でペットボトル水と水道水を比べるビデオを紹介されました。その中ではペットボトル水の中には水道水より品質の悪いものが存在するという検証や、製造する過程での非エコな環境がまとめられていました。

1意見なのですべてをうのみにすることはありませんでしたが、元から水を買うことがあまり好きではないので水道水を飲んでみようかな位に考えていました。しかし、いざ家に帰り水道水を飲もうとすると、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

マザーは飲んでも大丈夫だと言っていますが、飲んでいる所見たことがないですし(笑)、よく考えたらここはアメリカですし、、、

実際の商品 「Lishtot」のホームページより

こんな感じで少し「水」の安全・衛生ついて考えていたら、面白い商品を作っている企業がありました。それは「Lishtot」という名前の会社です。この会社が作っているのが、水の入っている容器に近づけるだけで、その水が安全かどうかを判断してくれる小型のモバイル型デバイスなんです。

もし、この装置が正常に働くものなら、安心して水を飲む後押しになりますね!!!

水の安全性を追求する会社「Lishtot」

商品の詳細を書いていく前に少し、この企業自体について説明します。

この企業は、人間にとって生活するうえで必要不可欠な存在である「水」というものに対して、人々があまりに情報を持っていないことを問題視して、人々に「水」に関する情報をより与えることができる商品を作るというゴールを設定して、2015年に起業しました。

彼らは、彼らの技術を用いて世界の「水」事情を変革しようとしています。商品とともに世界の「水」のセーフティーマップを作ることで「水」に対する情報を可視化することで、行政の管理や民間の人々の意識を動かそうとしています。

「水」への思いが半端ないですね。僕ももっと注意して生活していきます。

では、商品の方を説明していきます。名前は「TESTDROP PRO」というそうです。上記したように、この商品が水の安全性を教えてくれます。上の写真をパッと見た感じでは、おもちゃにしか見えませんが。(笑)

この「TESTDROP PRO」は電磁波を利用して、水の安全性を確かめます。電磁波とは、電界と磁界が相互に作用しあって、形成される波。らしいです。

そして水自身も電磁波を持っており、「TESTDROP PRO」はそれを測定します。するときれいな水と、鉛や塩素・大腸菌・動物性物質といったものを含む汚い水はわずかに異なった性質を示すそうです。これにより、安全かそうでないかを判断します。

安全ならば青のランプが点灯し、そうでないならば赤のランプが点灯します。これを判断するのには数秒しかかからないそうです。水の入った容器の近くでこの装置を動かすだけなので、誰でも簡単に扱えます。

本当にそんな事が可能なのかと疑問に思いましたが、この装置はすでに第3者によるテストを受けていて、それによれば、正常に機能しているそうです。

専門的な要素が多く難しいですが、正確に安全か否かを教えてくれるんならば、凄いことだと思います。

価格は1台約50ドルです。交換可能なバッテリーで動いていますが、そのバッテリーは1日に何回も使用しても数年持つそうです。一度買ってしまえば、水の安全性をいつでも確認できると考えたらお買い得かもしれません。

また、測定の結果をスマートフォンのアプリで「Lishtot」に送ることが出来ます。任意ですが。これにより、安全な水の水源や配布システムの情報を集めていき、最終的に安全な水のデータベースを作るんだそうです。

まとめ

生活に欠かせない「水」の安全性を調べてくれる機械が作られているなんてテクノロジーはどんどん進化していきますね。

生活をより便利に快適にするためのサービスが注目を多く集めますが、この企業のようにインフラの根幹に関わるようなサービスもスタートアップとして取り組んでいるところがあるんだと知りました。

この企業は今もさらなる、水の安全・衛生に関連した商品を開発している途中なので、どんな商品が出来てくるのか楽しみです。

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