LinkedInの学生版?新たな就活プラットフォームHandshakeについて知りたい!

 

みなさんこんにちは!

突然ですが、みなさんは就活の際、SNSを有効活用していますか?

このサイトを見てくださっているような情報通のみなさんであれば、多くの方がLinkedinをご存知だと思います。

しかし、今回はそれの学生版と呼べるような、学生たちの就職活動やインターンシップに特化したSNS、Handshakeについてご紹介したいと思います!

 

Handshakeとは

 

Handshakeとは2014年にミシガン工科大学のエンジニア専攻だった三人の学生たちアメリカの学生向けリクルートプラットフォームのスタートアップです!

参照元https://joinhandshake.com/

 

現在では利用者が900万人を突破し、就活中のアメリカの学生たちの間ではすでに常識となっています。

 

アメリカの学生の授業について知りたい方はこちらから!

アメリカの就職活動ってどんな感じ?

 

このサービスの利点についてお話しする前に、さらっとアメリカの就職活動についてご説明いたします。

 

一年中いつでも就活できる

 

アメリカの就職活動は日本とは異なり、通年採用がスタンダードです。

アメリカでは日本のように就活解禁後に足並み揃えて、就活を開始するのではなく、就きたいポジションが空き次第、エントリーが可能です。

しかも、アメリカでは終身雇用という考え方が一般的ではなく、転職やキャリアチェンジが頻繁に行われます。

そのため、会社内の社員の入れ替わりが激しく、ポジションの流動性がとても高いため、ある日突然ポストが空くことも珍しくありません。

この性質上、通年採用せざるを得ないわけなんです。

 

ポジション別で採用される

 

日本の就活においては、一般職と総合職に分けて募集されることが一般的ですが、アメリカでは部署、役職ごとで採用されます。

理由としては部署と役職によって要求されるスキル・経歴が違うことが挙げられます。

アメリカにおける採用・昇進・解雇の権限は全て各部署にあるのも特徴として挙げられます。

参照元https://www.monster.com/career-advice/article/how-to-write-a-resume

 

長期インターンシップなどの実務経験が必要

 

アメリカの学生たちは夏休みや冬休みを利用して、積極的に長期インターンなどに参加します。

これは、大学等で学んだ知識を実際の現場で生かし、社会に出た時に即戦力となれるように実務経験を積むためです。

また、そのインターン先で実力が認められ、そのまま採用ということも起こりうるため、90%以上の学生が就職する前にインターンを経験しています。

 

このような点を念頭において、このスタートアップのメリットについてみてみましょう!

 

アメリカでのインターンの生の声を聞きたい方はこちらからどうぞ!

Handshakeの人気の理由

 

LinkedInなどのプラットフォームがすでに発達している中、なぜHandshakeは学生たちの間で常に人気を伸ばしていっているのでしょうか。

まずは学生側のメリットからみてみましょう!

 

大学のキャリアセンターと提携している

 

Handshakeはアメリカの500以上の大学のキャリアセンターと提携しているため、就職活動に対する情報量がすごいんです!

そのため、LinkedInのように自身の情報を1から埋める必要がないため、手間が大幅に省略できます。

参照元https://joinhandshake.com/

住む場所を左右されないキャリアサポート

 

従来大学で使われてきたキャリアサービスだと、その大学が所属する州などによっては、そのサービス内に掲載される企業が人為的に制限されており、違う州の会社を受けるという事がハードルの高いものとなっていました。

しかしHandshakeのプラットフォームを利用することで、州を跨いだ就職活動が可能になるのです。

参照元https://nucareeradvancement.wordpress.com/2018/06/05/3263/

 

それでは次に採用する企業側のメリットについてご説明いたします。

 

レジュメのデータの信頼度が高い

 

先ほども述べたように、大学のキャリアセンターと提携しているため、データの粉飾や偽装は不可能に近く、その学生に対してより信頼度の高いデータを得られることができます。

 

学生とのコミュニケーションがスムーズ

 

Handshakeを利用することで面接予約の管理やリクルーターとの連絡が一括で済ませることができます。

いちいちメールを送りあうよりも簡単で、とても便利な機能ですよね。

 

さいごに

 

いかがでしたか?

こちらのサービスはまだアメリカでしか展開されていないのですが、いつか日本にも上陸してほしいですね。

そうしたら、煩わしい就活準備もコンパクトになり、また様々な地域の仕事への興味も湧いて、社会が活性化するのではないかなと思います。

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【執筆者情報】
渡邊望美
慶應義塾大学文学部を休学し、現在はアメリカのワシントン州シアトルにあるBellevue Collegeに留学中。まだまだ慣れないアメリカの文化に悪戦苦闘しながらも、なんだかんだ生命を保っている。最近の趣味は、大学の図書館での昼寝。

 

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