ホテル宿泊をやめて、ホームレスへ暖かい部屋を。【GeekWire】

スタートアップが旅行者とシアトルの住宅提供者を繋ぎ、観光費をホームレス支援へ

BY KURT SCHLOSSER on March 26, 2018 at 9:00 pm

シアトル発スタートアップが新たなキャンペーンを始めました。旅行者の宿泊場所の確保とホームレス用シェルターの資金集めを同時に行うというものです。

Horizonは民間住宅シェアリングのためのプラットフォームです。同社の Stay a Night, Give a Night (あなたの1泊が、だれかの1泊に)キャンペーンでは、旅行客の宿泊費が援助を必要とする人々に分け与えられます。

旅行者はホテルやその他宿泊施設へ泊まる代わりに、1泊あたり14ドルだけ支払い、旅行する都市の住宅ホストを紹介してもらいます。(サービス料として10ドルが別途必要です。)ホームレス1人を一晩保護するのには、14ドルが必要です。そして集まったお金は非営利団体Mary’s Placeへ寄付され、ホームレスの女性や子どもの保護へ使用されます。

 

Horizonのニュースリリースによれば、シアトルではおよそ1200人の子どもが毎晩屋外で眠っています。

「旅行を有意義なものにするために、観光客が地元のコミュニティへお返しをすることは重要でしょう。」と語るのはHorizonの共同設立者であるDrew Meyers氏です。「このキャンペーンでは、旅行費で社会が抱える課題へ直接影響を与えることができます。しかも、その社会問題はシアトル住民が気にしているホームレスについてです。」

HorizonのCEO・Drew Meyers氏

Horizonは2014年の6月に、旅行客が彼らの既存のネットワークに基づいた滞在先を探す方法として設立されました。例えば所属クラブ、信仰する宗教団体、卒業時のクラスなどです。また、2015年にHorizaonはGeekWire Startup Spotlightの記事のタイトルになりました。

以下がHorizonによる、Stay a Night, Give a Night (あなたの1泊が、だれかの1泊に)キャンペーンの概要です。

シアトルの住宅ホストになるために:

アカウントを作成し、宿泊設備の詳細を記入します。情報は他人へ公開されることはありません。

・旅行者が興味を示した場合、Horizonからホストになっていただく可能性があることをお伝えします。

・承認していただければ、Horizonが旅行者とお繋ぎします。

シアトルへ旅行予定の方へ:

宿泊リクエストフォームへ旅程について詳しく記入し、14ドルを事前にお支払いください。(後ほど10ドルのサービス料も別途必要です。)

・その後、Horizonがあなたとマッチするシアトル在住ホストを探します。もし見つからなかった場合、事前支払金は返金されます。

・ホテルや貸別荘を借りずに浮いたお金でシアトル旅行を楽しんでください。ホストから現地民ならではのアドバイスも得られます。そしてこのプロセスでホームレスの人々への住宅提供のご支援をお願いします。

 

「その土地をよく知る地元民からアドバイスをもらい、未知の都市を探検することは、どんな旅行体験にも勝ることでしょう。」と CityBldrの共同設立者のBryan Copley氏は話します。

同社はこのキャンペーンのスポンサーになっています。「地元に関するヒント、紹介、知識があれば旅行はもっと素晴らしい体験になります。でもHorizonが提供するのはそれだけではなく、自らの旅行費が緊急を要する社会問題を援助しているという実感です。」

(2018年3月26日『Startup looks to connect travelers with Seattle hosts and use tourism dollars to help homeless』より和訳)

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