日本でも今日大きな課題となっているのが農業問題ですね。特に農業労働者の減少は深刻で、私たちの大事な食が脅かされてると言っても過言ではないと思います!
そこでここシアトルでその問題を解決すべく立ち上がったのが、Ganazという会社です!さてこの会社はどのようにしてこの問題に取り組もうとしているのでしょうか???
Ganazとは
米国でも農業労働者の減少は大変深刻で、どうしようかと農業を営む経営者にとっては頭を悩ませる問題になっています。そこで、Ganazはアプリで、雇用者と労働者を結びつけるというアイデアを思いつきました!!
使い方はとってもシンプルで仕事をしたい労働者は電話番号を登録するだけで、働きたい農業の業種・形態を探すことができます!!仕事は様々で、一般的な農作業でもなんと一時間で13ドル=1300円も稼げちゃいます!小遣い稼ぎにいいかも。農地の管理者やエンジニアなども募集されており、1年で45000ドル=450万円程の収入が得られます!本当に様々な業種があります!!!
また、雇用主もこのサイトに採用募集を掲載し、報酬や雇用期間、福利厚生、場所などを記載して投稿します!!
雇用主は情報を提供し、労働者はその情報から仕事を見つけることが出来る!win-winの関係が作れるというわけです!!!
Ganazの可能性
米国には農業に従事する人が300万人いると見積もられています。そして、この労働者は2つに分類されることがあります。それが季節農業労働者と移民農業労働者です。すごいお堅い表現ですね。
ただ、意味としては言葉の通りで、季節的労働者とはある作物の収穫時期の時に働くというわけです!つまり、ある作物の収穫時期が5月〜8月であればその期間だけ働くということです!!
移民農業労働者とはメキシコを中心とした中南米系の移民が農業に従事することを意味します。ただ、昨今この移民の多くが不法移民として働いていることが問題となり、トランプさんが
しかし、米国の農業労働者の75%が外国人でその半分以上が不法移民だとされているんですね。つまり、この人たちを不法移民として追い出してしまうと米国の農業は一気に衰退してしまう恐れがあるんですね。トランプさんはこれを分かっているのでしょうか笑笑
日本との比較
日本も米国と同じように農業従事者の減少に悩んでいる国の一つですよね。。。農業産業は初期費用が高いことから新規参入が大変に難しい産業であり、利益を生むにも多くの時間とコストをかける必要があります。
また、農業労働はお金を十分に稼ぐことができないというのも減少の原因の一つであると考えられています。
ですが、そこにも労働者が企業から情報を十分に得ることが出来ていないことにも関係しているのかも知れません。情報をより得やすく、そして何よりより若者にとって農業を身近な存在にするこのアイデアは参考になるのではないかと思います!!
Ganazとしての今後の課題
電話番号だけで登録できるため、名前は匿名化することも可能です。労働者のプライバシーを保護することは大変重要な課題であり、労働者そして雇用主との信頼関係が大事になります!!
特に、このプライバシー保護が重要な課題としてあげられるのが、移民が農業労働には多いことから情報が漏れてしまうと移民にとっては強制送還や国外追放などの処分があるからなんですね。。
まとめ
今後は日本そして米国共に就労人口減少が進む中で特に農業労働者は減少の一途を辿ると考えられます。。。
しかし、第6次産業改革とも言われている農業のIT化は可能性を広げる大きなチャンスでもあると思います。アメリカがこの流れに乗り始めていることは間違いないですね!!!
『このアプリは多言語機能も搭載しているので良かったらこの記事も参考にしてください!!』
【執筆者情報】
藤田壮平
京都の大学に通っている4回生です。今はSeattle Central Collegeに留学中です。とにかく、ドラマと映画を見るのが大好きで、日本では HuluそしてNetfliex、Amazon prime の三刀流してたぐらい好きです!!