超ハイテク!犬小屋シェアのスタートアップ「DogParker」【シェアリングエコノミー特集(スペース編)Vol.3】

いよいよ全5回のシェアリングエコノミー特集(スペース編)も中盤です!

第3弾は家の一部を貸すシェアスペースのスタートアップでしたが、お読みいただけたでしょうか?まだの方はぜひこちらから↓

さて、私たち日本人にとって「ペットの入店お断り」は見慣れたルールですよね。ところがシアトルで生活していると、犬が平然とバスの座席に座っていたり、店内を闊歩している様子をよく見かけます。アメリカはかなりペットフレンドリーな国のようです。

ただし、さすがに飲食店や食品スーパーへの入店はマナー違反です。そういったお店に入りたい時には、愛犬を家に置いてくる or 店の前に繋いでおく しかありません。でも、どちらもちょっと不安ですよね。実際、アメリカではお店の前に繋いでおいた犬が盗まれる事件も発生しています。

そこで立ち上がったのが今回のスタートアップ「DogParker」です。

お店の前にロック式犬小屋を置いておき、犬を預けてお買い物できるようにしよう!という、ありそうでなかったアイディアです。早速詳しく見ていきましょう!

DOGSPOTの使い方

DOGSPOT(同社HPより引用)

DogParker社はこの犬用シェルターを「DOGSPOT」と名付けました。大きさは縦85cm、横76cm、高さ118cm、約750リットルの容量です。

スーツケースの特大サイズが100リットルであることを考えると、かなり広々としているのではないでしょうか!

 

 

使い方をまとめると、こんな感じです↓

(写真は同社HP、アプリより引用)

会員登録をして、アプリさえダウンロードしてしまえば、簡単に使えそうです!

使用料金は15分で6ドル、1分ごとに30セントです。アプリにクレジットカード情報を登録するので、支払いはオンラインで行われます。

実際に使用している様子は、こちらの動画から見ることができます↓

DOGSPOTのすごいところ

獣医さんの監修の下、デザインされた「DOGSPOT」は驚くほど高機能なんです。今回は、すごい点を3つご紹介します!

監視カメラ

犬小屋の中には監視カメラがついており、愛犬が何をしているかをリアルタイムで確認することができます。

また、DogParker側も24時間365日監視体制なので、飼い主が常に監視している必要はありません。

自動殺菌

中に犬がいない間UVライトによって殺菌をしているため、小屋内でウィルスや細菌が増殖することはありません。

また、毎日人の手による掃除が行われます。その他にもモニターによって不潔と判断されると、掃除が終了するまで次のユーザーが使うことのないように設定されます。

エアコン完備

なんと!まさかの犬小屋にエアコンが付いています。冷房、暖房どちらも対応しているそうです。

なんだか人間も暮らせてしまいそうですね。

経済効果

同社によれば、57%の店舗がペットの入店を禁じています。つまり、57%ものお店がペット連れの顧客を取り逃がしているということです。

さらに調査の結果、

・DOGSPOTユーザーの40%が、「DOGSPOTを利用し始めて、行くお店が変わった。」

・DOGSPOTユーザーの48%が、「当初予定していなかったお店へ立ち寄った」

と回答しています。

すなわちDOGSPOTを設置することで、ペットの入店を禁止している他店と差別化を図ることができ、売上の増加を見込むことができます。

DOGSPOTは道路の規制上、公道に設置することが難しく、基本的に私有地のオーナーの提携して設置されています。そのため、店舗前にスペースさえあれば、DOGSPOTを誘致することが可能です。

同社は2018年にかけて、米国内で事業を拡大する予定だと発表しています。

まとめ

一般社団法人ペットフード協会によれば、日本にはペットの犬・猫が約1800万頭います。(参照サイト

と言われても、なかなか想像つかないですよね。これが15歳未満の子どもの数より多いと聞き、市場規模の大きさに驚きました。

今回ご紹介したDOGSPOTも日本のおしゃれスポットに設置したら、ペット愛好家の皆さんにウケるかもしれませんね!

シェアリングエコノミー特集(スペース編)第4弾はこちら

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【執筆者情報】
山中 苑
大阪大学外国語学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学中。和訳記事にて『本日のニッチな英単語』コーナーを細々と担当している。渡米するまでシアトルをシドニーと呼び間違え、アラスカはアフリカにあると信じていた。マイブームは格言集め。

 

   
   
   
   

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