酒類市場の縮小による価格高騰。お酒好きには辛い話です。
しかし酒消費大国のアメリカでは、お酒を手に入れるための新たな手段が存在していました。お酒好きの方、必見です。
アサヒスーパードライが値上げぇぇぇ!
アサヒビールが、業務用を中心に主力の「スーパードライ」などのビール系飲料を値上げする。値上げは2008年以来10年ぶり。来年3月の出荷分からで、卸会社に販売する瓶と樽(たる)の価格を1割前後上げ、缶は据え置く見通しだ。
今年6月に施行された改正酒税法は、正当な理由なしに原価を下回る価格で販売することを厳しく規制している。人手不足で物流費などのコストが高騰しており、値上げを決めたという。
同社によると、人口減や若者のビール離れにより、業務用市場は苦戦が続いている。16年の瓶ビールの売り上げは、08年と比べて4割減った。飲食店向けの樽も8%減ったという。
(朝日新聞DIGITAL 2017年10月4日 「スーパードライ業務用を1割値上げ 10年ぶり」より)
物流費などのコスト高騰、人口減や若者のビール離れにより、アサヒビールが「スーパードライ」などのビール系飲料を値上げするとのこと。
ネット通販利用の拡大による運送荷物の急増で、物流業界が人手不足に悩まされているのは最近よく耳にします!一方で、若者のビール離れの方はどうでしょうか!?
29歳以下、少ないですね。ぼくはビールが大好きなので疑ってしまいましたが、確かに「若者のビール離れ」は進んでいるようです。
このままビールの需要が縮小し続け、価格が上昇し続けたら、ビール大好きなぼくたちも経済的に「ビール離れ」を強いられてしまいます!!
そんなの悲しすぎる!!
ってことで、今回は世界一のビール消費量を誇るアメリカで生まれた、お酒好きのためのスタートアップを紹介させていただきます!!
飲みたいお酒をすぐに家まで届ける!「Drizly」
Drizlyは、ユーザーが飲みたいお酒を、ユーザーの家まで届けるサービスを提供する、お酒好きにとってはまさに神のようなスタートアップです。
ユーザーは専用のアプリを通して、Drizlyが提携している多数のお店の中から最安値で、飲みたいお酒を購入でき、最大48時間まで配達時間を指定することで、家までのデリバリーを依頼することができます。また、アプリで購入したお酒は最寄りのお店でピックアップすることもできます。
同社のサービスを利用することで、ユーザーはオンラインならではの激しい価格競争と幅広いラインナップから、飲みたいお酒を最安値で楽しむことができます。一方で、提携しているお店はDrizlyに手数料を支払うだけで新たな顧客を獲得できます。このようにDrizlyのビジネスモデルは、売り手と買い手の両者に利益をもたらしうるということで注目が集まり、これまでに3280万ドルもの資金が集まっています。
まとめ
若者のビール離れによるビールの値上げ。お酒好きの我々にとってはなんとも悲しいニュースです。
しかし、アメリカでは上で紹介したように、お酒の販売・購入に変革をもたらす新しいビジネスが生まれており、より手軽にお酒を楽しめる環境が出来上がっています。
もちろん、日本とアメリカの酒類販売制度には違いがあるようですが、Drizlyのようなサービスが日本に登場すれば、より手軽にお酒を楽しむことができるようになり、若者もお酒を手にする機会が増えることで、アルコール市場の縮小を止めることができるかもしれません!
今後の動向に注目です!!
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