どうも、りょうです!最近、「AIが遠くない未来に多くの職を奪うかもしれない」とか「AIが人間の知能を超える」とかAIに関する話題をよく聞きますよね。AIはご存知の通り、「人工知能」のことですね。ところでみなさん、”BI”はご存知でしょうか?AじゃなくてBです。実はこの”BI”もビジネスを手助けしてくれる頼もしい存在らしいんです。この前たまたま”BI”とやらに触れる機会があったので、調べてみたいと思います!
BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールって何!?
BIは”Business Intelligence“の略らしいです。うん、なんだかよくわかりませんね。ただこの”BI”とやらが、ビジネスを助けてくれるらしんです!ということで、わからないなりに調べてみました。
すっごくざっくり説明すると、「企業内外のデータを収集、蓄積、分析、加工することで、経営上の意思決定に活用する手法」のことを指すらしいです。そして、そのためのソフトウェアやシステムのことを”BIツール“と呼ぶらしいです。これでもあんまりわかんないので、具体的に考えてみましょう!
もしも、お弁当屋さんがBIツールを導入したら…
仮に僕がお弁当屋さんを経営しているとします。お弁当屋さんが持っているデータって例えば「1日のお弁当の売上個数」とか「お客さんの年齢層」とか「お弁当別の売上個数」とかがありますよね。
ある日、ふと僕は思うわけです。「そういえば、今まで食材の仕入れとかを勘でやってきたけど、最近廃棄しなきゃいけない食材が多くなってきているな」と。廃棄しなきゃいけない食材が多いということは、食材費が無駄にかさんでいるということですよね。
そこで、「これはもったいない!レジで集めていたデータを元に、客足の予測をして、仕入れを効率化しよう!」と思い立つわけです!この手法が「ビジネス・インテリジェンス」らしいです。間違ってたら教えてください!笑
「仕入れの効率化」という目的を達成するために、使うのが「BIツール」でしたよね。例えば、僕が「1日のお弁当の売上個数」と「天気」の相関関係を全部計算してたら、一生たっても終わりません!しかも「天気」以外にも「気温」とかいっぱい関係を調べたい要因がありますよね!
そして「BIツールは何がいいのかな?」と考えます。すごくたくさんツールがあるわけですが、実は僕たちにとって一番身近なBIツールは「エクセル」なんです!授業で使ったりましたよね!あまりテクノロジーがわからない僕はエクセルを使うことに決めます。
エクセルを使ってデータを分析した結果、「天気と売上の相関関係が強い」ということが分かりました。そこで「雨の日は、お弁当が多くても500個しか売れないだろうから、仕入れも500個分しかしない!」ということを決めました。結果として、お弁当の廃棄量が減り、利益が増えたらしいです!
長々とすみませんでした!これが「ビジネス・インテリジェンス」です!笑
そして、何が話したかったかというとこの「BIツール」の最新が結構面白いんですよね!このくらい簡単な事例なら「エクセル」で全て解決することが可能かもしれませんが、事例が複雑になればなるほど専門的な知識を持っている人しかBIツールをうまく扱えなかったんですよね。しかし、最近は誰もが高度な内容を簡単に扱えるBIツールが増えてきてるんです!
誰でも簡単にかつオシャレにデータを視覚化できるBIツール「Tableau」
まず、どうやって読むの!って感じですよね笑。「タブロー」と読みます。「Tableau Software」というシアトルを本拠地とする会社が提供しているのが「Tableau」というBIツールです。
正直、僕は最近までこの会社もツールもほとんど知らなかったですし、知った時も「ビジネスに使えるだけで、学生には関係ないなぁ」という感じでした。しかし、たまたまTableauの社員の方のお話を聞く機会があったのと、所属するゼミの先生に使用を勧められたのをきっかけに「面白い!」と思うようになりました。
Tableauは見出しにもある通り、「データを簡単かつオシャレに視覚化できるBIツール」です。実はTableauは既に日本に進出しているので、僕らでも使うことができます!
できます!日本の企業だと「無印良品」を運営する「良品企画」がスマホアプリのデータ解析にTableauを導入したようです!
サービスに関しては、見てもらった方がはやいですね!
エクセルのデータとかって見るだけじゃ何がなんだかわかんないですよね!それをめちゃくちゃ簡単に見える化できちゃうんです!左がいわゆるデータですね!それをタブローを使うと、右みたいなグラフが超簡単に作れちゃうわけです。
でもこれだけじゃデータを視覚化できることで、どのくらい社会にインパクトをもたらすかって分かりづらいですよね。Tableauが実際にこのツールを活用したすごーい事例をご紹介したいと思います!
データの可視化で、マラリア感染件数が2年間で93%も激減
みなさん、マラリアはご存知ですかね?何だかわかんないけど、とにかくアフリカあたりで死者をたくさん出している大変な病気ってイメージがありますよね。このマラリアの撲滅のために、Tableauは非営利団体のPATHと協力して、アフリカのザンビアでプロジェクトを行ったんです!
技術を活用して、さぞかし難しいことをしたんだろうなと思ったのですが、実は実行したことはすごくシンプルみたいなんです。それが「データの可視化」です。もともと「マラリアの地域ごとの感染件数」などの情報はとっていたので、それを誰でも見えるようにしただけなんです。
その結果、「医療機器などをどこに集中させるべきか」や、「マラリアの感染経路」が簡単にわかるようになり、なんと2年間で93%も感染件数が減少したそうなんです。なんだか意外ですよね!
データ自体はたくさんあっても、それを実際に見えるようにしたり、上手に活用することができなければ意味がない!ということを学ばせていただきました。
集めたデータの活用が鍵を握る時代?
現在は、インターネットの普及などによって、全世界のデータ量が飛躍的に増大しているそうです。「ビッグデータ」という言葉もよく聞きますよね!
つまり、データ自体は集めやすい時代ということです。その集めたバラバラのデータをどのように活用することができるかということが、非常に大事そうですね!
と考えると、BIツールって非常に重要な役割を担っていきそうですよね。面白い!
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