【LinkedIn】シリコンバレーで活躍する日本人シリーズ第4人目!グローバルな人材って何?日本と世界を繋ぐ菅野弘明さん!

サンフランシスコ遠征インタビューの第4弾はリンクトイン(LinkedIn)で働かれている菅野弘明さんです!

アメリカに来てからリンクトイン(LinkedIn)を知ってしまい、ヘビーユーザーになってしまった僕は、サンフランシスコ遠征を決めた時から、リンクトイン(LinkedIn)で働かれている方に、是非インタビューをさせていただきたいと思っていました!今回は菅野さんの初インタビューとのことで、インタビュー以外にもすごく貴重お話を聞かせていただきました!!

まずは菅野さんのキャリアについてです!!

菅野弘明さん

 

アメリカの大学を卒業後、Sonyでローカル契約の締結、日立化成で半導体材料営業部、機能性材料営業部に所属し北・南アメリカの顧客を担当。その後ベイン&カンパニーにて複数のプロジェクトでアソシエイト・コンサルタントを監視。リンクトイン(LinkedIn)でカスタマーサクセスマネージャー業務を務められ、現在はプロダクトマーケティングマネージャーとしてサンフランシスコで働かれています。

 

 

インタビューはリンクトイン(LinkedIn)のカフェテリアで行わせていただきました。すごいおしゃれでした!早速インタビュー内容について入っていきましょう!!!と、その前に、リンクトイン(LinkedIn)ってなんやねんって人はこちらの記事をまずはご覧ください!

【LinkedInとは?】衝撃の使い方を海外で働く日本人13人に聞いてみた

これでみなさんリンクトイン(LinkedIn)についてよく分かりましたね、それではインタビューにいってみましょう!

バックグラウンドについて

 

naoto
リンクトイン(LinkedIn)でキャリアを見させていただきました、幼少期からアメリカでずっと過ごされてきた菅野さんですが、どのようにキャリアを考えておられたのですか?

 

菅野さん
日系アメリカ人という背景もあり、元々日本と海外を繋げることに興味を持っていました、なのでキャリアを選ぶことにあたっては日本に関わる仕事をしたいと思っていました。

 

naoto
なるほど、そういう思いは学生時代からずっとあったんですか?

 

菅野さん
そうですね、大学時代は日本語の話すことをもっと上達させたいと思っていました。日系人としてアメリカだけでなく、日本のカルチャーも理解できるような人になることで自分の価値を高めようとしていたのだと思います。

1時間以上丁寧にお話をさせていただきました!

大学卒業後

 

naoto
次に菅野さんの大学卒業後のお仕事について教えていただきたいです!!

 

菅野さん
まずはSony、日立化成と日本の会社のアメリカ支社で働いていました。そこで4,5年が経って、日本についてもなんとなく慣れていって、ビジネス日本語もできるようになっていきました。

naoto
日立化成で働かれた後に、MBAを取ろうと思われたきっかけは何だったんですか?

 

菅野さん
会社で5,6年働いた後に、自分自身もっとジェネラルなビジネス知識を得たいと思ってMBAを取得することを決めました。国際ビジネススクールだったので、国籍でいうと80から100カ国くらいの生徒が集まっていたのがすごく面白かったですね。

 

菅野さん
その後は日本の様々なビジネスの形態、仕組みを学びたいと思い、コンサルティング会社に入りました。ビザの関係でアメリカへ戻る前に、日本で事業会社で働きたいと思っていてリンクトイン(LinkedIn)を受け、アメリカに戻ってきて、現在はプロダクトマーケティングやローカライゼーションをやっています

リンクトイン(LinkedIn)

 

naoto
リンクトイン(LinkedIn)を選ばれた理由は何だったんですか??

 

菅野さん
LinkedInはソニーを辞めるときに初めて知ったのですが、テックの中でもすごく関心の高かった企業でした。日立化成の営業のときにアポを取る用に2008年からずっとリンクトイン(LinkedIn)を使っていました。

 

naoto
今まで勤めて来られた各企業を選んだ際のポイントはなんだったんですか??

 

菅野さん
各企業で得たいものは違ったのですが、全会社に共通して言えたのはカルチャーがいいってことでした。日立化成は日本で経験を積みたい、ベインはジェネラルなビジネスを学びたい、リンクトイン(LinkedIn)はテック企業で働きたいと思って選びました。ビジネスとしての性質として、リンクトイン(LinkedIn)はFacebook、Googleと比べてB to Bの特性を活かした多様化されたビジネスモデルであり、もっと横の展開も出来そうだと思って入社しました。

 

naoto
今までお話を聞いてきて、菅野さんの勤めていた会社は大企業が多いですが、ベンチャー企業等は選択肢にありましたか?

 

菅野さん
スタートアップへの転職はやはりリスクも考えますね、スタートアップはカルチャーが定まってなかったり、プロセスがバラバラだったりするので、やりたいことが結局出来ないかもしれないリスクが大きいです。ただ、会社の大きさだけじゃなくて、会社のビジネスモデルや企業者のビジョン、カルチャーの重要性と健全性等をを全体的に見ながら選んでいます。もちろんスタートアップの魅力的なところもたくさんありますが、裁量の大きさ、ストックオプション、メディアでの評判だけではなく、ちゃんと自分で客観的にビジネスの健全性をリサーチをして判断することが重要だと思います。

これからのキャリアについて

naoto
では最後になるのですが、これからのキャリアでしてみたいことなどはありますか?

 

菅野さん
2つのテーマがあって、インターナショナルに働くこと、あとは1から10を作ることです。エンジニアは0から1を生み出し(ないものを作っていき)そこからビジネス側で1から10へと市場と作っていきます。(テストモデルを商品化させる)私は、インターナショナルで新しいものを広げていくっていう仕事をやりたいと思っています。

 

naoto
菅野さんにとってグローバルや、インターナショナルに働くとは具体的にはどういうことですか?

 

菅野さん
具体的には、これからは国はどこでもいいんですが、新しいビジネスを色々な市場に持っていく事がしたいと思っています。そして、スキル構築に関しては、変動のスピードがどんどん加速してく世の中なので、新しい局面に臨機応変しやすく、異なる分野からのパターン認知・整合ができるようにジェネラリストとして学んでいきたいと思います。そのためにも、さっき言った「1から10を作る」のように、新しいビジネス・サービスを作るには、常に新しいスキルが必要なので、いつも学び続けるように心がけています。

まとめ

今回インタビューさせていただいた、菅野さんはアメリカ出身ということもあって、今までの方々とは少し違った角度で「グローバル、インターナショナル」とは何かについて詳しくお話頂きました!

グローバル人材という言葉は特に最近よく耳にしますが、定義としては以下の内容のようです。

グローバル人材
国という垣根がなくなりつつあるグローバル社会において、言語、国の環境や文化などを受け入れて理解し、お互いにとってよい状態を作り上げることのできる素養や柔軟な考え方を持った人材。

グローバル人材とは、まさに菅野さんの仰っていた「変動のスピードがどんどん加速してく世の中で、新しい局面に臨機応変しやすく、異なる分野からのパターン認知・整合ができるようにジェネラリストとして学んでいきたい」という人材のことを指すのではないでしょうか?

最後に

このWEBサイトでは、日本人がグローバル人材として、BigPic(大局観)を持って広い視野で物事を考えられるよう、これからもコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、みなさんよろしくお願いいたします!

菅野さんのご厚意で(リンクトイン)LinkedInアカウントを掲載させていただくことになりました!是非この機会にフォローしてみて下さい!!

https://www.linkedin.com/in/hirokanno/


 

【執筆者情報】福井直人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。8月に留学が終了し、アメリカで5キロ痩せたが、帰国後2週間でリバウンド。絶賛就活中である。

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪大学経済学部を休学し、Bellevue Collegeにて留学中。高校からずっとハンドボールのキーパーをしており、顔面にボールがぶつかっても泣かない強い男である。マイブームはアメリカで出来た友達に関西弁を教えること