広告会社の最前線で活躍中の女性社長が語る、若者へのメッセージとは??

現在、世界中で急速にネットワークが成長しています。ネットワークが成長する中で、Advertisement(広告)がビジネスをするに当たって最も重要なファクターとなっています。私たちに身近なものですと、YouTubuなどでも広告が多いですね。そこで私たちはスタートアップの最先端であるシアトルのある広告会社にインタビューを行いました。

Tredigital に対する画像結果

シアトルを本拠地に、世界中を又にかけて活躍している会社です。ここでは、顧客である会社の理想的なお客様を確保させることを目的とし、最先端の広告技術や戦略を駆使してビジネスを行っています。会社ホームページはコチラ

Maria Dykstra 氏

ロシア出身。1997年にシアトルへ。

マイクロソフトの広告部門として14年間勤めた後、2012年にTREDIGITALを起業。

今回、私たちは設立者であるMariaさんにSkypeによってお話をお伺いする機会を設けることができました。

我々が気になるスタートアップのこと、現在、将来の質問を、いくつか投げかけてみました!!

 

なぜTreDigitalを設立したのですか?

私は小さい会社に成長させるインパクトを与えることが大好きなの。大企業で働くよりもスタートアップでこの仕事をする方がワクワクするわ。なぜなら、物事が変化するスピードが速いから。また、大きな変化を生み出すことがが出来るからよ。

働くモチベーションはどこから来るのですか?

モチベーションは毎日変わるの。新しいことを学ぶこと、人々が成功するのを見ること、インパクトを与えることが出来たと実感すること。これらはマイクロソフトで働いていた時と今との最も大きな違いよ。マイクロソフトでは自分がとても小さく感じたけど、スタートアップでは自分で意思決定し、自分で行動しなければならない。これが、私の仕事に対するモチベーションね。だけど、スタートアップで働く人全員がそう思っているわけではないのよ。長時間働かなければならないのに、給料は低い。それでも、スタートアップでは一人が担う仕事の幅が広いから、たくさんのことを学べるわ。

スタートアップを設立する際の困難を教えてください。

最初は絶対に気を抜けないわ。自分のモチベーションが下がると、チーム全体のやる気もなくなっちゃうからね。それと、常に競争相手の一歩先を進まなければならない。マーケティングはどんどん変化していくので、自分がマーケティングのリーダーになるという意識がなければ、競争に負けてしまうわ。

ワーキングスケジュールはどのようになっていますか?

いつも”9時から5時”に働いているわけではない。今私はヨーロッパにいるから、夜10時から仕事があるの。アメリカだけでなく東南アジアやヨーロッパにもお客様がいるから、シアトルに戻っても同じようなワーキングスケジュールね。それでも夜6時、7時くらいまでオフィスに残っているわけではなく、帰宅して子供たちと時間を過ごしているわよ。また、週末も休みをとれるように努力してるわ。

スタートアップで働きたい学生にアドバイスをお願いします。

大企業では一つの職種をとても深く知ることが出来る。一方スタートアップでは一人がすべての仕事をこなす必要がある。ビジネスを大きくしていくために、戦略を練り、自ら実行することになるわ。うまくいくためにはチームワークも重要になってくるから、チームを巻き込む方法を学ぶことも大切ね。成功するスタートアップで働くと、本当に自分自身が成長できるわ。考えることは山ほどあるということね。大きな課題より目の前の課題をこなしなさい。

なぜ、会社を立てるのにシアトルを選んだのですか??

そうね、私は1997年にロシアからマイクロソフトに就職することを理由にシアトルへやってきたわ。そして、起業をするためにマイクロソフトを退社したの。シアトルは私にとって起業しスタートアップを成功させるためには、最適の環境だったの。なぜなら、シアトルには、たくさんの素晴らしい企業があり、多くの指導者に出会える機会があったからよ。

 

 

広告業界の最前線で戦っているマリアさんに質問です。私もフェイブック等のSNSを使っていて新しい広告のビジネスや話題を知る機会が多いと思います。これからもフェイスブックは重要なコンテンツを担うと思いますか??

フェイスブックは重要なコンテンツであり続ける上、今後大きく変化すると思うわ。特にAIは急成長していると思う。私たちのコンテンツとは、違うものになっているけど、おそらくこれからもフェイスブックは、最先端テクノロジーの先駆者としてあり続けると思う。また、機能の1つであるメッセンジャーの成長によって、多くの人と人とを繋げる大きな「よりどころ」になっているわ。

 

どのようにして、理想の顧客や効果的なオンラインチャンネルを見つけているのですか?

私たちの顧客は、他の人たちからの紹介、または、私たちの作ったコンテンツを通して存在を知ったお客様が多いわ。加えて、私たちは多角的なチャンネルを使って情報を提供しているの。(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター等も含めて)また、大きな出版物に情報を載せることで、人々が私や私のパートナーに影響力があると認識してくれる。そして、お客様が私たちに電話を掛けてくれることでビジネスができているの。

 

顧客を引き付けることや維持するためには、重要なことは何ですか??

お客様の信頼損なわないために確実性にフォーカスを置くことが重要だわ。

 

若者の初めのキャリアとして、スタートアップ会社に勤めることをお勧めしますか??

もちろん。素晴らしい学びだもの。一方で、若者が「サバイバルスキル」を学ぶために、大企業に勤めることも大事なことよ。

 

これから、世代を担う若者に対して何かメッセージをいただけますか??

難しい質問ね。そうね、失敗を恐れず、新しいことにたくさん挑戦し、経験すること。そして、その経験から学び、自分の得意なことを発見しなさい。全てを得意なことにはする必要はないの。でも、夢は大きくね!!

Go experiment, try new things, do not be afraid to fail

Learn from your experience and discover what you are good at

Do not try to be good at everything

Dream big!

Thank you!!!

最後にMariaさんは私たちに

「とてもいい話ができました。あなたがインタビューするために私を選んでくれたことに名誉に思えたわ。ありがとう。記事楽しみにしているわ。」

とおっしゃってくださいました。これからの若者がまた新たなIMPACTを起こすことを本当に楽しみにしているからこそ温かくインタビューに応じてくれたと思います。

 

 

インタビューを終えて

Tomoya

今回のMaria氏へのインタビューを終えて、感じたことは、彼女の”IMPACT”を起こしたいという情熱がStart Upを成功させる要因となっていると感じました。彼女が仕事のことを話すときは、まるで子供のように無邪気な笑顔を終始続け、今の仕事へのやりがいをかなり感じているのだと思いました。僕自身、彼女のように自分の仕事が本当に楽しくやりがいのあると感じる大人になりたいと思い、将来のために自分は何をするべきなのかなど奮起させられました。そして、最後に若者への一言では、何事にも躊躇せずチャレンジする精神を忘れないことを改めて理解することができました。また、現在、留学している私にとって、最も心に残る一言でもありました。

Kiyomi

熱心かつ丁寧に様々な質問に答えていただき、マリアさんの現在のビジネスに対する熱意を感じました。スタートアップでの働き方はとてもハードなように思えましたが、やりがいと充実感を感じながら働いている彼女の姿に感銘を受けました。今後のキャリアを考えていく上で、とても有意義なインタビューになったと思います。