「Hey Alexa!」「Hey Siri!」デジタルアシスタントが流行る今。いろんな種類があるけど結局どれが1番正確なの?ミネソタ州のベンチャー企業がデジタルアシスタントにQ&Aテストを行いました。今日はその結果を紹介!
以下GeekWireより翻訳
The Google Home and Google Home Mini are powered by a voice-controlled virtual assistant. (Google Photo)
GoogleアシスタントがQ&Aテストで88%正確に答え、4つのスマートスピーカーの中でトップの成績を収めた。
ミネソタ州にあるベンチャー企業のLoup Ventures がGoogle、Amazon、Microsoft、Apple製のデジタルアシスタントに800もの質問をした。質問のカテゴリーは全部で5種類:ローカルファクト、一般的なインフォメーション、ナビゲーション、宣伝、コマンド(命令)。このテストでGoogleがトップに。またHomePodに搭載されたAppleのSiriは74.6%正確に答え第2位に。Echoに搭載されたAmazonのAlexaは72.5%、Cortanaは63.4%の結果となった。
1年以上前に比べればすべてのデジタルアシスタントに成長が見られる。前回の結果はGoogleが81%正確に答え、Alexaは64%、Cortanaが56%、Siriが52%であった。HomePodに搭載のSiriは随分と成長したことがわかる。
How each smart speaker scored by category. (Loup Ventures Chart)
デジタルアシスタントが80-90%正確に答えるとなると、こんな疑問が浮かぶ。「デジタルアシスタントってゆくゆくは質問したものすべてに答えてくれるようになるの?」答えはおそらくNOだ。しかし報告書によれば、これからも続くであろう発達によって、声によってコントロールされる機能がもっとよくなるようだ。
Siri搭載のHomePodはさておき、Echoは昨年よりも大きな成長を見せた。最も大きく成長した分野は一般的なインフォメーションである。テストを実施したLoupによると、これは新しいAlexaの情報クラウドソーシングプログラムと関係しているそうだ。テストの結果に見られる驚きは、Amazonが宣伝部門でトップにならなかったことだ。
ナビゲーション部門においてGoogleHomeとApple HomePodが上位になったが、これはGoogleとAppleの位置情報の機能を考えるとあまり驚くべき結果ではない。Appleが1位となったコマンド部門以外のすべての部門においてGoogleHomeが1位となった。Loupによるとこれは、HomePodはiOSデバイスとペアになっているため、カレンダーやメールの情報がうまく送られるからである。
原文: NAT LEVY
(12/23『Google Assistant comes in first and Cortana finishes last in smart speaker Q&A test』より翻訳)
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