インターネットの視覚情報が全て商品カタログに変わる

三井不動産、衣料通販サイト開業

三井不動産 実店舗とネットでの一体運営を目指す

三井不動産は1日、衣料品が主体のインターネット通販サイトをオープンした。グループの商業施設に入るテナントなど約200店が参加することで、実店舗とネット通販を融合させる「オムニチャネル化」で販売増を狙う。今後10年程度で年間1千億円の商品取扱高を目指す。リアルとネットの一体運営で、ネット専業のアマゾンやZOZOTOWN(ゾゾタウン)に対抗する。

通販サイトの「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」には、三井不の商業施設「ららぽーと」などに入居するナノ・ユニバースやユナイテッドアローズ、シップスなどが参加する。衣料品だけでなく、家具や化粧品、生活雑貨などのテナントが入る。

サイトでは200店舗、約3000ブランドの商品の閲覧・購入が可能だ。客は来店前にサイト上で各店の在庫の確認ができる。店舗は1年後には400店に増やすとしている。

日経新聞 住建・不動産2017/11/1 23:14

 

利用頻度の増加するオンラインショッピング

皆さんは服やアクセサリーといったものを買うとき、実際に店舗に行って買い物をするでしょうか、それともオンラインで買ってしまうでしょうか?

(出典)総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)

近年は右図のようにどの世代においても、オンラインショッピングを利用する人が増えています。

理由としては「時間を節約できる」「品ぞろえが豊富・廉価」「時間に制約されない」などが挙げられています。

私も最近は外が異常に寒くなり、外にどうしても出たくなく、防寒対策のアウターをインターネット上で探す日々を過ごしていました。

そんな時に、オンラインショッピングをもっと簡単に楽しく済ませるスタートアップを見つけました!!!

企業名は Syte.ai といいます。ビジュアルリサーチを通じて販売店とブランドを活性化させることを目標としています。

オンライン上でのビジュアルリサーチとは?!

Syte.ai という企業は自分たちが衣服を販売しているわけではありません。この企業は検索技術に重点を置いているのです!!!

どのような検索技術かというと、ユーザーがインスタグラムなどで保存した写真をこの検索ツールにアップロードすると、それに該当する商品、または類似商品を見つけ出し、オンラインショッピングへと繋げてくれます。

たくさんの人が楽しむインスタグラム

日本では特にインスタグラムからおしゃれスポットや洋服といったものの情報を入手する機会が増えています。

そんな時におしゃれさんのコピーをすぐに簡単に見つけることができるというのは需要が多いのではないでしょうか。いちいちそのブランドの服なのかということを調べる必要がなくなります。

また売り手にとってもCMで起用している広告塔をより効果的・戦略的に使っていくことができます。大手ではない企業にとってはオンライン販売にフォーカスすることで人件費を削減し、利益の増大へとつなげらる可能性があります。

まとめ

オンラインショッピングをするうえで、インスタグラムやフェイスブックからダイレクトに商品購入へとつなげることができたらどれだけ多くの人が1つの商品を目にすることが増えるでしょうか。ただSNSを楽しんでいた人たちが、オンラインショップの潜在的な購買ユーザーへと変わってしまうのです。散財してしまう大学生が想像できてしまいます。(笑)

またこの効果はオンラインだけでなく、店舗を中心に営業を行うファッションブランドにおいてもその知名度や商品を多くの人に伝えるのにとても効果的です。アマゾンやzozotownといったインターネット通販専門の企業が業績を伸ばしているなか、さらなる可能性を秘めたスタートアップではないかと思います。

 

2サマリー

 

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