オッッス!!ノブだぜ!
今回は金融業界の動向とスタートアップを紹介してくぜ!ただ、金融業界は複雑で難しいので3回に分けて紹介するぜ!今回はみんなにとって馴染みがない会計管理の部分を紹介する。金融業界では、組織の税務や会計部門を自動化する機能を持ったソフトウェアを開発するスタートアップの会社が増えてるぜ!
これらのソフトウェアは、支払い勘定、売掛金勘定の会計処理、給料支払い簿、残高試算表、在庫表、会計検査、決算など、俺たちにとって手間な仕事を処理してくれて企業の人件費削減につながるぜ。
代表的ビジネスモデル紹介
会計管理分野のスタートアップの代表的なビジネスモデルは、会計ソリューション、財務管理、2つに分けられるぜ!
会計ソリューション
これまで会社の経理は会計(金銭の出入りを把握すること)を正確に行うことが一番大事だったんだけど、現在はそれに加えて経営者が正しい経営判断を行えるように様々な情報を積極的に提供していくことが求められるようになっているんだ!なので、会計ソリューションは会計から会社に対して解決策を提供することを意味する!つまりは、守りの経理から攻めの経理への変化が求められているということだぜ!
財務管理
財務の仕事は簡単に言えば、企業の経営活動を資金面からサポートすることだ!「会社に必要な資金をどのように調達して」、「その資金をどのように運用していくか」の施策を考えて、企業価値を高めていくのが目的だ。他にも、M&A(企業の合併・買収)も含まれていて、お金の運用からコンサルタントまで多岐にわたる仕事があるぜ!
注目のスタートアップを紹介するぜ!
①BlackLine(アメリカ、カルフォルニア) 調達額$220M (会計ソリューション)
BlackLineは、財務や会計のプロセスを効率化する商品や、唯一SAPを導入した決算のサポートサービスを提供している会社だ。SAPっていうのは、ドイツにあるSAP社が提供しているシステムのことで、企業の経営資源などを有効に活用し、経営関係を効率化するために、基幹業務を部門ごとではなく総合的に管理するための企業活動に必要な機能がすべて含まれているぜ。
②Centage(アメリカ、カルフォルニア) 調達額$23M (財務管理)
Centageは、Budget Maestroという資金の効率的な運用方法を見つけ出すアプリケーションを中小企業向けに販売したり、顧客向けにトレーニングサービスなどを提供したりしている会社だぜ。このアプリケーションを使うことで、人間の頭だけでなく、機械的な情報も考慮しながら施策を立てることができるんだぜ!
まとめ
金融業界の会計管理分野では、いままで人間がこなしていた仕事をソフトウェアやアプリケーションで行えるようになってきているんだ。ただそれを開発しているのは、主にカルフォルニアのシリコンバレーであり、日本はソフトウェア開発において遅れをとっているのが現状だぜ。金融業界は奥が深くまだまだこれから進化していく業界だし、日本もこの機を逃すわけにはいかないぜ!!
次回は決済分野に関して紹介するぜ!金融業界に詳しくなりたいなら、みるしかないぜ!
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