(Tableauとは?Big Picでの記事はこちら)
働くGeekたち:Tableau財団の代表、ニール・マイリック氏によるデータを使ったNGO援助
シアトルを拠点とするTableau社が財団を立ち上げて以来3年間、データ視覚化を目的としたこの企業による慈善活動は意義深い進歩を遂げてきました。財団は2014年12月から2050万ドルの助成金を出しただけではありません。ソフトウェアや専門的技術といった本質的な援助も行い、その価値は現金による寄付の3倍とも言われています。
「我が社にとってお金の寄付は、スーパーパワー(強い影響を及ぼすもの)ではありません。」とマイリック氏は話します。彼はこの活動が始まって以来、Tableau財団のトップとして社会に影響を与えてきました。最近行われた協議会では「私たちのスーパーパワーは間違いなく、NGO(非政府組織)を効率化するために連携し、データリテラシーや能力を育てることです。」と述べています。
この財団は創設以来、69カ国にて4365団体もの援助をしてきました。財団の目標は、Tableau社の従業員による慈善活動を促進すること、当社のオフィスがあるコミュニティーによる運動を手助けすること、そして世界の問題に取り組むことです。例えばザンビアにてマラリア撲滅運動を行いました。
Tableau Service Corps.も当財団の管理下にあります。この企業は非営利団体と技術分野のボランティアのマッチングを行い、非営利団体が活動中にデータを使用する手伝いをしています。
マイリック氏は「情熱や製品、パートナーと、世界のコミュニティーへ好影響を及ぼす組織を繋ぐのが私たちの仕事である。」と財団の年報に記しました。「データがイノベーションを起こす最初のステップを、みんなで共に見てきました。私たちは世界の問題を緩和する段階から、実際に解決する段階へ変化している最中なのです。」
効果的なデータを使って地球をより良い場所にしよう、と活動している時間以外では、マイリック氏は赤ワインとマインクラフトを嗜み、テスラ社のイーロン・マスク氏の感動を与える豪快さについて考えながら、自宅でくつろいでいます。
私たちはマイリック氏をGeekwire の特集記事である、働くGeekたち(Working Geek)コーナーにて紹介する人物として選びました。彼へのアンケートは以下に続きます。
(2017年12月22日『Working Geek: Neal Myrick, head of Tableau Foundation, helps NGOs do good with data』より前半和訳)
後編はこちら
う
geek
機械オタク
何を隠そう、私たちが和訳しているのは「Geek」wireです!
上では機械オタクと書きましたが、日本の「ヲタク」とはちょっと違います。日本ではヲタクと言うと、ネガティブな表現にとられがちですよね。
確かにGeekも昔は悪い意味で使われていました。
しかし、現代では「プロフェッショナル」のようなポジティブな意味で使われます。
テクノロジーの進歩によって、人々は専門家とも言える彼らをバカにできなくなったわけです。
間違いなく彼らはオタクだけど、尊敬されている。
Geekたちもオタクであることに誇りを持っている。
そんな状況です。
深い言葉ですね。
さて、本記事は後編に続きます。
一問一答式のアンケートで、マイリック氏が仕事や私生活の様子を答えています。気軽に読める内容ですよ〜!
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