機械学習が来ている。データサイエンティストの需要は増大しており、デベロッパーは減少した。
これらは、LinkedInが2017年の職業に関するレポートで取り上げトレンドの一部だ。テクノロジー職が他のどの業界よりも伸びていることは驚くことではないだろう。
過去5年間で最も急速に伸びているのは機械学習のエンジニアで、LinkedInの求職数には10倍近くになっている。データサイエンティストが2位で、同様に2012年から6.5倍に増加した。
すべての業界の企業が機械学習のエンジニアとデータサイエンティストを求めているが、LinkedInのデータでは現時点では供給不足なことがわかる。データサイエンティストの雇用数は2012年以来650%増加しており、米国には35,000人以上の人々がデータ科学技術を持っているが、現在のところ需要を満たすには十分でないとLinkedInは報告している。
また、アマゾンを筆頭に、顧客中心の職が伸びており、 customer success manager やhead of customer experienceなどの役割が急速に拡大している。
一方で、どの業界でも、特化した役割は減少している。テクノロジー業界では、Javaなどの古いシステムを重視する専門的な開発者の役割やスキルが急速に低下している。
報告書は過去5年間に発生した傾向を振り返るが、未来を見ることほできない。
この報告書は、研究所の将来予測から、 2030年に存在する仕事の85%は、まだ発明されていないとしている。多くの労働者はこの可能性を認識しているように見える。LinkedInの報告によると、今から1〜2年後にはスキルが期限切れになることを懸念している。
(2017年12月7日 Geekwire 『Hot or not: LinkedIn data shows which jobs and skills are on the rise and which are fading』より和訳権を得て)
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