どうも、りょうです!今日は数少ないシアトルの晴れの日なので、太陽を満喫しています!シアトルは緑が多くて、空気が綺麗で非常に住みやすい街として知られています。空気が綺麗ってすごく大事ですよね!しかし、世界では大気汚染が深刻化しており、解決すべき喫緊の課題となっています。
ロンドンが大気汚染対策強化!古いガソリン車などに課金!
ロンドンのカーン市長は、大気汚染対策として、ガソリン車とディーゼル車の最も古い車種に対する課金制度を導入したと発表した。
課金制度は「Tチャージ」と呼ばれ、額は1日10ポンド。 主に2006年以前に登録され、2005年の欧州排ガス規制「ユーロ4」に適合しない車種に適用される。
カーン氏は発表文書で「ロンドンの致命的な大気汚染の解消に向けた緊急対策を講じる決意だ」と表明。何千人もの人々が大気汚染が原因で若くして死亡しているため、この危機に対応する必要があると説明した。
カーン市長は、都心に乗り入れる車両に厳しい通行料を課す「超低排出区域(ULEZ)」を2019年から導入する方針。
(ロイター通信 2017年10月22日 https://jp.reuters.com/article/london-pollution-idJPKBN1CS034 )
ロンドンで、大気汚染対策の一環として、古いガソリン車やディーゼル車に対する課金制度を導入するそうです!「何千人もの人々が大気汚染が原因で若くして死亡している」というのは衝撃ですね。
課金額はかなり高額!ハイブリッド車や電気自動車などの環境にいい車への乗り換えを促進するのが狙いですね。
大気汚染って、インドとか中国とか急激に経済が発展している国で深刻なのかと思っていましたが、ロンドンのような地域でも危機になっているんですね。勉強になります。
最近、大気汚染などの環境問題に関するニュースをよく見るようになったなぁと感じます。そこで僕が感じたのが対策には2パターンあるなぁということです。
1つ目は、課題を未然に防ぐための取り組みです。大気汚染問題の場合、電気自動車を開発したり、このニュースみたいに課税することで、大気汚染物質の発生量自体を減らそうとしていますよね。こっちはよく聞く気がします。
2つ目が、発生している課題を最小限にする取り組みです。すでに発生しちゃっている大気汚染物質をどうしようという話です。僕は気付きました。そういえば、なにやってるのか全然知らない。。
これは調べねば!ということで、世界では発生した大気汚染物質をどのように処理しようとしているのかを調べました!
インドの大気汚染物質をインクに変える「Graviky Labs」
大気汚染物質をインクに変える、そんな夢のようなことを実現しているのがインドのスタートアップ「Graviky Labs」です。もともとは、MIT Media Labという機関の研究から生まれた会社なんだそうです!
まず、「KaaInk」という装置を、自動車やトラックなどの排気管に装着します。そして、排出ガスをその装置内に収集するんです!排出ガスを出る前に捕まえちゃうんです!
収集した排出ガスは有害物質を取り除いた後、インクや塗料として利用されます。それが「AirInk」と呼ばれるインクです。すごくシンプルですよね!
約40分間のディーゼル自動車の排気ガスで、マーカー1本を作ることができるそうです。そして、この大気汚染物質産インクは、アーティストなどに無償で提供されているとのこと。
大気汚染問題を解決するだけじゃなく、他の人にとってプラスのものに変えちゃうんです。個人的には、ここの仕組みがすごく素敵だなぁと感じました。
僕らの頭を悩ませる大気汚染物質が、再生資源に変わっちゃうってすごく新鮮ですよね!
深刻な課題は「革新的なアイデアの出どころ」
インドでは大気汚染が深刻な課題となっています。多くの人の生活に影響を与える大問題です。私は、大気汚染が生活に関わるレベルの問題だからこそ、このような革新的なアイデアがインドで生まれたのかなぁと思います。
日本では、少子高齢化が問題になっていますね。しかも、他の国よりもはるかに深刻なレベルです。だからこそ、同様に日本から革新的なアイデアが生まれるチャンスなのではと感じます!
コメントを残す