シアトルに位置する５つのテクノロジー企業が、米国向け求人サイトGlassdoorが公表した「最高の職場」リストにランクインした

シアトルに位置する５つのテクノロジー企業によって、米国向け求人サイトGlassdoorが年に一度公表する「最高の職場」リストの2019年度版が作成された。

Slalom Consulting社は全体で14位に食い込み、上位にランクインする企業だった。Slalom Consulting社はアラスカ航空やハイアット、Teradataといった取引先とともに、デジタル領域における問題を解決すべく取り組んでいる。Slalom ConsultingのCEOであり共同創設者でもあるBrad JacksonはGlassdoorの発表する上位CEOのリストにランクインしている。

マイクロソフトは34位、T-モバイルは59位、コストコは79位、エクスペディアは92位といったように続いている。昨年はシアトルを拠点とする7社の企業がこのリストに入った。
昨年の29社よりも数は減って、全体で28社のテクノロジー企業によってリストが完成した。テレビ会議を運営する巨大企業Zoomは、トップ企業のFacebookを打ち負かした。Facebookは過去8年間第1位だった。

Bain & Companyが全体で4度目となる第1位を勝ち取った。Bain & CompanyとGoogle、Appleの3社はGlassdoorの作成する100の企業リストに11年間ずっとランクインしている唯一の企業である。こちらがトップ10の企業である。

1位　Bain & Company
2位　Zoom Video Communication
3位　In-N-Out Burger
4位　Procore Technologies
5位　Boston Consulting Group
6位　Linkedln
7位　Facebook
8位　Google
9位　lululemon
10位　Southwest Airlines

この最高の職場トップ10のリストを編集するにあたり、Glassdoorはアメリカで働く従業員が雇用機会や給与、管理職、ワークライフバランス、文化などあらゆる項目について回答した調査に基づくデータを利用している。企業は少なくとも1000人の従業員を雇っていることと、Glassdoorに掲載されている75社の企業調査することを求められている。この企業調査では、ある算法を使用しており、これは2017年の10月23日から2018年の10月21日の間に従業員に共有された、Glassdoorが承認する企業調査の量、質、一貫性を査定するランキングの計算をするのに用いられている。

　リストの完全版はこちらをご覧下さい。

Glassdoorは今年の当初に12億円を獲得し、最高の中小企業リストもまた発行している。シアトルを基盤とするスタートアップ企業であるHighspotが上位に位置している。

(2018年12月5日『Best Places to Work: 5 Seattle-area tech companies make the Glassdoor’s annual list』より和訳)