こんにちは!寒くなってきましたね!!
寒い季節、そしてクリスマスシーズンになると、スターバックスのコーヒーが飲みたくなる方も多いのではないでしょうか。
あのクリスマスならではのかわいいカップ、店内に流れるクリスマスソング、クリスマスの装飾、クリスマスシーズンのスターバックスは一層素敵だなあと思います・・・
さて!皆さんはスターバックス発祥の地をご存知でしょうか?
そう、ここ、シアトルはスターバックス1号店、そしてスターバックス本社がある街なのです!!
こちらがスタバ1号店。
店のロゴ、店内の装飾、オリジナルグッズはここ限定だそうで、シアトルの人気観光スポットになっています。(行列注意)
さて、今回はそのスターバックス本社に初潜入し、ビジネスコンプライアンススペシャリストとして勤務されている、Karen Soleさんにインタビューを行ってきました!
スタバ本社の様子、スターバックスの企業理念、働き方とその魅力など、前後編に分けてたっぷりお届けします!!
目次
スターバックス本社に潜入!!
はじめに、見学させていただいた本社のほんの一部をご紹介します!
まず到着すると・・・入り口前には大きなStarbucksロゴが!
オフィス外観。時計塔のスタバマークがかわいい・・・
Corporate Office内のスタバです。イメージはStarbucks Reserveと同じで、オリジナルメニューの他にたくさんのサンドイッチ、パンなども売っています。
内観です。さすが世界一のコーヒーカンパニー!!
めちゃくちゃオシャレなコモンスペースに、いつでもコーヒーを楽しめる社員向けキッチンもあります。
Business Compliance Specialist, Kalen Soleさん
それではインタビューに参りましょう。今回インタビューさせていただいたのは、
ビジネスコンプライアンススペシャリストとして勤務されているKaren Sole さんです。
ここでKarenさんの経歴を紹介します。
Karenさん:私はサプライチェーンセキュリティ部(流通過程のセキュリティ)に所属しています。その中でも、マニュファクチュアリングファシリティ(生産などを行う施設)にて、セキュリティプロセスを担当しています。
例えば、材料を載せたコンテナが工場を出入りする際、そのプロセスが適切に行われているかを管理する仕事です。書類の正確かどうか、商品が適切に出入りしているかどうかを管理しているので、様々なトラブルシューティングをする場面に出会います。他の国から来たものが出入りするので、安全性には特に気を配っています。
なるほど、そういった細かな作業1つ1つがスターバックスを支えているのですね!
社員はなぜスタバで働くことを選ぶのか
Karenさん:スターバックスのパートナーになる前は、コントラクターとして働いていたのですが、(スターバックスでは社員のことをパートナーと呼ぶそうです。素敵!)
その取引先であったスターバックスの企業ミッション、バリューが魅力的だと感じたからです。
スターバックスのwebsiteを見てみると、ミッションステートメントにはこう書いてありました。
”人の心を豊かで活力あるものにするために
ー1人のお客様、1杯のコーヒー、そして1つのコミュニティから”
またバリューには、
”私たちは、パートナー、コーヒー、お客様を中心とし、Valuesを日々体現します。お互いに心から認め合い、だれもが自分の居場所と感じられるような文化を作ります。
勇気をもって行動し、現状に満足せず、新しい方法を追い求めます。
スターバックスと私たちの成長のために。誠実に向き合い、威厳と尊厳をもって心を通わせる、その瞬間を大切にします。
1人1人が全力を尽くし、最後まで結果に責任を持ちます。
私たちは、人間らしさを大切にしながら成長し続けます。(Starbacks Japan Websiteより引用)”
Karenさん:はい、15年前の当時は今ほど有名でも大きくもない会社でしたが、
この会社の”How to make the world better place”(世界をどうより良いものにするか)という強いミッションを感じ、非常に魅力的に感じました。
社員1人1人がこのミッション・バリューを胸に働いているなんて素敵ですね!
”人”を何よりも大切にする企業文化
Karenさん:人々のつながり、助け合いの文化です。
例えばスターバックスでは、CUP fund (caring unites partners fund) というものがあります。
これは、パートナー同士の助け合いのファンドで、パートナーからそれぞれ集めた寄付を、例えば突然自然災害に見舞われてしまったり、病気にかかってしまったパートナーが現れた時に還元する、というものです。
もちろん社内だけでなく、シアトルではホームレス支援のための寄付活動があったり、様々な社会貢献を行っています。
Karenさん:さっきも言ったように、わたしたちはただお金を稼ぐために事業を行っているわけではありません。
どう世界を良くしていくか、ということを考えています。
どうやって世界を良くするか?
Karenさん:ところで、みなさんはこの前のフィラデルフィアでの事件を覚えていますか?
Karenさん:そうです。このように、間違いが起きてしまうこともあります。ただ私がこの事件を経ていいなと思ったことは、スターバックスがこの事件を”ポジティブ”に捉えた、というところです。
というのも、この事件を「今後どうやって従業員の倫理観を改善していくか」を考える契機にしたんです。
だから、全店舗を一時閉鎖し、例えば人が抱いてしまう目に見えない偏見にどう気づき、危機感を持つかということについて従業員に話し合い・トレーニングを行う時間を設けました。
スターバックスの社員はこのように、「どのように良くしていくか、より素晴らしいものにしていくか」をいつも考えています。これが私の好きなところですね。
なるほど、これは先ほどの”勇気を持って行動し、現状に満足せず、新しい方法を追い求めます”というバリューにかなっていますね。
おわりに
前半では、Karenさんについて、そしてスターバックスが大切にしていることについてお話していただきました。
Karenさんの入社理由のお話を聞いていると、どんな職に就くか、どう働くか、も大事ですが、
それ以上になぜ働くかをしっかり考えることが大切だと感じました。
さて、次回の後編では、スターバックスの働き方、Karenさんの働き方によりフォーカスしてお伺いしたお話を紹介していきます。スタバならではの働き方、その魅力的な特長をお聞きする事が出来ました。
次回も必見です!
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執筆者情報
村上明日香
立命館大学政策科学部4回生を休学してアメリカで留学中。大阪生まれ大阪育ち。日本でスタートアップの人事・webマーケティングの長期インターンを経験し、渡米してシアトル周辺のビジネスを勉強中。絶望的な足腰の弱さだが好きなことはダンス。現在ダンスサークルの立ち上げに奮闘中。