GeekWire マイクロソフトはグーグルを超えただけでなくアップルやアマゾンに追随している
マイクロソフトがグーグルの親会社であるアルファベットの時価総額を超えた、ここ三年で初めてのことだ。これはマイクロソフトがクラウドおよびAIテクノロジーに多額の投資をしていることを反映している。
Microsoft CEO Satya Nadella. (GeekWire Photo / Todd Bishop)
マイクロソフトは火曜日のマーケット閉鎖後にアルファベットの7390億ドルをわずかに超える7530億ドル以上の評価をされた。マイクロソフトの株価は現在1株につき98ドルであり、この数字は過去一年間で40パーセントの増加である。マイクロソフトは現在アマゾン(7820億ドル)やアップル(9240億ドル)の後を追って世界で最も価値があるIT企業のタイトルを目指している。
CNBCが今日発表したようにグーグルは六年前にマイクロソフトを時価総額で超え、2015年にグーグルが親会社としてアルファベットを創立して以来超え続けていた。
しかし投資家たちは2014年からCEOを務めるSatya Nadellaの指揮下でクラウド第一戦略を実行したマイクロソフトに対する見解を気に入っている。マイクロソフトは第四半期に16%増の268億ドルの収益を計上したが、この増加はAzureやOffice365、その他のサービスを含むマイクロソフトのクラウド部門によるものである。昨年、マイクロソフトは商用クラウドの製品、サービスから年間200億ドルの収益を達成した。
2016年にマイクロソフトはAIおよび調査のグループを設立した。このグループは初年度に5000人から8000人に増えている。三月にマイクロソフトはAIとクラウドコンピューティングにさらに注力するためにエンジニア部門を再編している。
何人かのアナリストはそのマイクロソフトの好調な勢いは続き、競合他社が到達する前に一兆円の時価評価額に達すると予測している。
(2018年5月29日『Microsoft passes Google parent Alphabet in market value, now trails just Apple and Amazonより全文和訳)
原文: TAYLOR SOPER
【執筆者情報】
佐藤諒丞
東北大学法学部在学。家が近いという理由で今の大学を選んでしまったことを後悔し渡米を決意。ホームステイ先の犬がくさいことが悩み。現在はシアトルセントラルカレッジに留学中。
コメントを残す