リーダーシップを持った人、と聞いてみなさんはどのような人を思い浮かべますか?
ここ最近、リーダーシップはもはや組織のトップのみに求められる能力ではなく、社会人1人1人が持つべきだという認識が広がりつつあります。それは何故でしょうか?
リーダーに関する世界と日本の認識の違い
ここで、リーダーシップについての日本と世界の認識の違いについて知っておく必要があります。
日本でリーダーシップというと「優秀で」「組織のトップに立ち」「組織のなかのほんの一握りの」人が持つものであるとイメージする人が多いのではないでしょうか?
しかしアメリカなどの国では、リーダーシップは全ての人に求められるものという認識があります。そしてその定義も、「自分自身の強みをよく理解し、自分の人生をより良いものにするために自力でかじを切れる能力」と、日本とは全く違った視点から考えられています。
果たして、日本で「リーダー」と呼ばれる人は本当にそのような「リーダーシップ」を持っているのでしょうか?
グローバル化が進み、個々の能力がより求められるようになる社会では、既存の観点とは違った「リーダーシップ」が非常に重要となってきます。
詳しく知りたい方、この本が非常にわかりやすく解説してくれています。
では、私たちはそのリーダーシップをどうやって伸ばす事が出来るんでしょう!
そう思って日本の書店のビジネス書棚をみると、リーダーシップに関する本が腐るほど並んでいます。リーダー育成を目的にしたセミナーも多く開催されています。そう、わたしたちにとって、「リーダーシップ」を身に着けるための情報は巷に多く溢れすぎています。だからこそ、適切な方法で自分の能力を伸ばす方法を見つけることは実はとっても難しいのです!
でももし、トップレベルのビジネススキルを持ったコーチが私たちに個別でそのノウハウを指導してくれるとしたらどうでしょう?
今回紹介するのは、そんなリーダーシップ教育を提供するためのオンラインプラットフォームを運営する、米サンフランシスコのスタートアップ、Better Upです。
Better Up とは?
リーダー教育をオンラインで。
Better Up とは、企業へのリーダー教育をタブレット端末を通じて行うプラットフォームを提供するスタートアップ企業です。企業で働く人々のスキルと組織のパフォーマンスの向上のために、社員のマインドと習慣に変化をもたらすことをビジョンに掲げています。
具体的な内容は
の3つで、これらをスマートフォンなどのタブレット端末を通じて提供しています。
個人契約ではなくBetter Upと企業間で契約を結ぶことでサービスを受ける事ができます。
実際に成果も出ている
そして97%のユーザーが実際にBetter Up を利用して、チームビルディング能力やエンゲージメントの向上、ストレスの解消において20%以上の成果をあげています。
最新の研究に基づいた能力分析により、自分のどの能力がどれだけ伸びたのかが一目でわかるよう工夫されています。
それでは実際にどのようなサービスなのかを詳しく解説していきましょう!
Better Up のコーチングとは
1.個別レッスン
まず1つ目が、skypeのようなビデオ通話を利用した個別レッスンです。
企業の開発目標・企業の価値観・文化に合わせたフレキシブルなレッスン内容で、講師と1対1で新しいビジネススキルの習得や、ビジネス課題の解決を目指します。
レッスンにあたる講師は、ICF(International coach federation) という世界基準に達した講師、または行動心理学の専門知識を持った講師から選抜され、さらにBetter Up独自の研修をクリアしたうえで指導にあたります。
2.メッセージ
そして個別レッスンの時間外にも、講師とメッセージのやり取りをいつでも行う事ができるため、現在の仕事の悩みや質問に、迅速に答えてもらう事が出来ます。
3.マイクロラーニング
3つ目がマイクロラーニングです。マイクロラーニングとは、いま世界で注目されているオンライン学習方法です。Bettrer Upでは細かく細分化された短めの講義動画を好きな時に好きな場所で見る事が出来るため、学習者が気楽に効果的な成果を上げる事が出来ます。
4.成果のチェック
毎回の進歩具合、講師からのフィードバックを確認することもできます。
さらに、その成果を行動心理学の研究者が個別に分析し、より具体的なフィードバックをもらうことができるため、効果的にスキルを身に着ける事が出来ます。
考察:Better Up の優れている点。
では、Better Up は既存のビジネスセミナーやコーチングとどのように差別化できるのでしょうか?
以下のように考察してみました。
社内全体に均等にスキルアップの機会が与えられる
通常の社内教育では、上司が後輩に、後輩がその後輩に今までの経験から身に着けたスキルを指導することが一般的です。しかし、それでは会社の上層部へいけばいくほどスキルアップをする機会が限られてしまいます。そうなると、組織のトップにいるひとは、どのように組織をまとめるか・どのように教育していくかを自力で考える必要があるため、PDCAを回すことに時間がかかってしまいます。
一方Better Up では、会社の目標に合わせて社員全員が適切なビジネスコーチングを受ける事が出来るため、上司、部下に関わらずみなが大きくスキルアップすることができます。また、そのフィードバックも迅速で専門的なため、PDCAのサイクルも早く、社内教育の生産性は従来のものと比べると非常に大きいといえるでしょう。
継続的である
日本でもよくあるビジネスマンのためのコーチング講座は、一時的なものが多いです。数時間の講座を受けて、非常にためになった!と感じても、よほど意識しない限りその学んだことが実際に自分の能力向上につながってるかどうかを確かめることは困難です。
しかしBetter Upでは、継続的にコーチングを受けることで、自分の能力と伸び具合を目に見えて感じる事が出来ます。
最後に・・
いかがでしたか?
Better Up は、世界で1番最初のリーダーシップコーチングのためのプラットフォームです。
会社に入ってビジネススキルを教えてもらう人は、もはや上司だけではありません。世界中の優秀なビジネスマンからそのスキルを教わることができるのです。
最初にも述べたように、これから私たちに求められるのは「世界基準の視点で見た」リーダーシップです。
Better Up は、会社のすべての人にリーダーになるチャンスを与えてくれるでしょう。
もしこのプラットフォームが一般的になったら・・・世界中の企業にはどんな未来が待っているでしょうか。
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